繰り返されるエレキギターのフレーズに男泣き必至。静かに熱い『オンリー・ザ・ブレイブ』の音楽

先日『オンリー・ザ・ブレイブ』(17)を観てきました。

こういう実話ベースの重厚なドラマは、腰を据えてじっくり観ようと思ったわけですが、
いやもう観終わった後にしばらく言葉が出なくなるぐらいズシンと来る作品でした。
ワタクシの映画を観るより先にサントラを聴いていたのですが、
本作のジョセフ・トラパニーズの音楽は、
同じ消防士のドラマでもジマーさんの『バックドラフト』(91)とはかなりタイプの異なるサウンドで、
その音楽を聴いた印象から言っても「この映画、ハッピーエンドの英雄鐔ではなさそうだな」と思ったのですが、
実際に本編を観てみたら当方の想像以上に悲しい結末だったと。

 

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