アクション映画の音楽に新風を吹き込む、クリフ・マルティネスによる『ザ・アウトロー』のアンビエント・スコア

先日まる一日お休みを頂きまして、
109シネマズ富谷まで『ザ・アウトロー』(18)を観に行って参りました。

富谷は車で片道40分くらい、
公共交通機関利用だと、
地下鉄で泉中央まで10分、
そこから宮城交通のバスで30分くらいで、
まあ結構遠いわけです。
しかもこの映画は140分と聞いていたので、
どうしようかなぁ、
DVDリリースまで待とうかなぁ、とも思ったのですが、
「いや、これは是非映画館の大画面・大音響で楽しみたい!」と思った要素があったのでした。それは何かと尋ねたら~

音楽が『ドライヴ』(11)のクリフ・マルティネス。

もうこれに尽きるなと。ワタクシ的には。

 

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一筆啓上 悪魔が見えた -『ネオン・デーモン』音楽雑感-

先週末、チネ・ラヴィータで『ネオン・デーモン』(16)を観てきました。

仕事が立て込んでいてなかなか観に行く機会がなく、
劇場で観るのを半ば諦めていたのですが、
何とか時間を作って最終日の上映を観てきた次第です。

ソフト化されてから自宅で観てもよかったのですが、
やはりレフン監督のあの独特な色使いの映像を大画面で観つつ、
クリフ・マルティネスの音楽を”気持ち大きめ”の音量で聴く快感は捨てがたいわけで。

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クリフ・マルティネスの音楽が好きすぎて、『ネオン・デーモン』本編への期待値が上がってしまう人のお話

the neon demon

ニコラス・ウィンディング・レフン監督最新作、
『ネオン・デーモン』が今日から劇場公開とのこと。
とはいえ仙台は2/25から公開なので、
当面はサントラ盤を聴きながら待機ということになりそうです。。

ワタクシ、クリフ・マルティネスの音楽が大好きなので、
『ネオン・デーモン』のサントラ盤も予約注文して即購入したのですが、
ダークできらびやかなアンビエント・ミュージックの世界にメロメロでございます。
Sweet Tempestの”Mine”、
Julian Windingの”Demon Dance”、
SIAの”Waving Goodbye”の挿入曲3曲も妖しい感じで最高。

レフン監督の前作『オンリー・ゴッド』で痛い目を見たので、
(映画を観た日の夜にチャンさんが夢に出てきてうなされたのです…)
過度な期待は禁物だと分かってはいるのだけれども、
サントラを聴いていると『ネオン・デーモン』への期待値が上がってしまう。
いけねぇなぁ。

 

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映画『シグナル』のサントラ盤、トレント・レズナー、クリフ・マルティネス、ブライアン・イーノあたりが好きな人は必聴です!の巻

the_signal

去年の夏頃にランブリング・レコーズさんの製作の方と、
「『The Signal』っていう映画、何か面白いらしいですよ?」
「こういう音楽、結構好きですねー」
…などと話して地味に盛り上がっていたインディーズSFスリラー『シグナル』(14)。
いよいよ5月日本公開です。

ワタクシ、サントラ盤の仕事で3月に試写で観てきたのですが、
なかなかシュールで面白かったですコレ。
レーティングも全年齢指定(本国ではPG13)だからグロ描写とか残虐描写はほとんどないんですが、
ミョーに薄気味悪い感じでドラマが進行していって、
「この話、一体どうやって収拾つけるんだろう?」と話の展開に引き込まれるという。

『CUBE』(97)とか『月に囚われた男』(09)とか、
「主人公が突然ワケの分からない状況に放り込まれる」系のスリラー映画が好きな人なら、
結構楽しめる作品ではないかと思います。

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パイプオルガンの響きに「神」を見た… クリフ・マルチネス作曲『オンリー・ゴッド』の音楽のこと

only god forgives

『Only God Forgives』(13)という原題が、
どうしてForgivesを省いて『オンリー・ゴッド』になってしまったのか。
『プレステージ』(06)の没タイトル『イリュージョンVS』に匹敵する、
英文法的にちょっとおかしい「ブツ切り系」の邦題に久々に遭遇した気がする。
まぁ強引に解釈するなら、
原題は「神のみが許したもう」的なニュアンスで”赦し”を強調したもの。
一方、邦題は「唯一神」的な意味合いを強くしたのかなと。
で、その「神」に相当するのが鉄面皮のチャンさんという事なのでしょう。

それにしても、いろんな意味ですごい映画だった…。
チャンさんが俺様ルールで悪党(罪人)を「処刑」する度に、
「残虐行為手当」とか、
「なさけ むよう」とか、
「FATALITY」と字幕が出るんじゃないかという気分になりました。
(分かる人には分かる表現かと)

ライアン・ゴズリング主演×ニコラス・ウィンディング・レフン監督
『ドライヴ』のコンビが映画の既成概念を破壊する――

そんなキャッチコピーの方が合ってるかもしれません。
『ドライヴ』のノリを期待すると「何じゃこりゃ」と面食らう事必至ですので。

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