80年代・90年代の映画の拡張版サントラをいろいろ買いましたの巻。

去年は新旧サントラ盤が豊作だったなーという印象でしたが、
今年も次から次にサントラの名盤がリリースされていて、
片っ端からあれもこれもと買っていった結果、
仕事場の棚の空きスペースがどんどんサントラ盤で埋まっていっている今日この頃です。

ワタクシはどちらかというと新しい映画音楽家の方々の作品を好んで買う傾向があるのですが、
過去作品の完全盤や拡張盤などもいろいろ買ってます。
ワタクシの場合、映画を見始めたのが80年代半ばから90年代あたりなので、
個人的に思い入れのある作品もその時期のものが多くて、
80年代・90年代のサントラの拡張盤とか完全盤が出るとつい買ってしまうのです。

人によっては「え?この映画の完全盤を買うの?わざわざ高いお金を出して?」と思うような作品でも、
好きな作曲家だったりするとコレクター根性を出してつい限定盤を買ってしまう。
ちなみに『キリング・ミー・ソフトリー』(02)のサントラ盤を買った時には「マジで買ったんですか?」と言われました。
(「だってパトリック・ドイルの音楽が好きなんだもん!別にいいじゃない!」と思いましたが)

…というわけで、今年の上半期に購入した拡張盤・完全盤は以下の通り。

 

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ユニバーサルの「サントラ1000キャンペーン」で『羊たちの沈黙』のサントラを購入。

先月末にユニバーサルミュージックの「サントラ1000キャンペーン」で、
旧作サントラが期間限定で1,000円にて続々と再発売されました。

ユニバーサルの過去タイトルだけでなく、
以前Hollywood RecordsやVirginから出ていたタイトルも含まれていて、
『フェイス/オフ』(97)や『ガタカ』(97)などのアイテムもあったりして、
なかなか嬉しいラインナップになってます。

かくいう自分もひととおりのタイトルは所持しているものの、
経年劣化でブックレットがヨレてきたサントラや、
若い頃(学生時代)に聴きまくって盤面に若干キズがついてきたサントラもあったので、
懐具合と相談しながら新品に買い換えようかなと考えております。

そんな中、真っ先に購入したのが『羊たちの沈黙』(91)のサントラ盤でした。

 

 

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あの「20世紀フォックス映画 75周年記念盤」がDSDリマスタリングで再登場しましたの巻

20thcenturyfox

映画会社20世紀フォックスの75周年を記念して、
2010年にVarese Sarabandeからリリースされた3枚組の企画盤、
「20th Century FOX: 75 Years of Great Film Music」。
先日ランブリング・レコーズさんから国内盤がリリースされました。
75周年からさらに6年経っての国内盤リリースなので、
ある意味80周年記念盤という感じでもありますね。
(正確には81周年ですが細かいことは気にしない)

日本サントラレーベルの良心・ランブリング・レコーズさんですから、
もちろん輸入盤にオビをつけただけの再発売なんてものではありません。
「サウンドトラック傑作選50」や、
「サウンドトラック名作選35」でおなじみになった、
DSDリマスタリングによる音質向上を行っているのです。
ディスク3枚組で3,000円(+税)だから、1枚1,000円。
ディスク1枚に20曲前後収録しているので、
1曲50円の計算になりますね。
しかもリマスター音源。なかなかのお得感ではないでしょうか。

…で、国内盤をリリースするからということで、
先方からワタクシにライナーノーツの執筆依頼が来まして、
僭越ながらあれやこれやと音楽紹介/作曲家紹介を書かせて頂きました。

 

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『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のサントラを補完するための楽曲リスト

the wolf of wall street

「こんなスコセッシ映画を待ってたんだよぉぉぉ!! マーティ最高!!」
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(13)を観終わった後、
心の中で思わずこう叫びたくなったワタクシ。

巨匠の風格を携えた『ヒューゴの不思議な発明』(11)も名作かもしれないし、
『シャッター アイランド』(10)のような思わせぶりな怪奇映画もいいのかもしれない。
『ディパーテッド』(06)も嫌々撮った割には水準以上の出来だったし、
変わり者の富豪の人生を描ききった『アビエイター』(04)も優れた作品なのでしょう。

が、しかし。

やはり僕にとってマーティン・スコセッシは、
「『グッドフェローズ』(90)のスコセッシ」であり、
「『ミーン・ストリート』(73)のスコセッシ」であり、
「『カジノ』(95)のスコセッシ」なのです。
巨匠然とした格調高い作風よりも、
下町風情溢れるエネルギッシュで下品で暴力的で音楽鳴りっぱなし…という映画をつい期待してしまうのです。

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これはこれでアリではないかと思う 『コズモポリス』

cosmopolis

どちらかというと苦手なのに、つい観てしまうもの。
それはデヴィッド・クローネンバーグの映画。

自分はクローネンバーグ映画で好きな作品もあるけれども、
それ以上に苦手な作品も多かったりもするので、
今回の『コズモポリス』(12)は果たしてどっちだろうなーと、
期待と不安が入り交じった状態で本編を鑑賞しました。

ちなみに、
好き→『デッドゾーン』(83)、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』(05)、『イースタン・プロミス』(07)
苦手→『クラッシュ』(96)、『スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする』(02)
…という感じ。まだまだ甘ちゃんですね…。

 

『コズモポリス』は決して面白い話とは言えませんが、
クローネンバーグらしさという点で言えば「これはこれでアリ」だったのではないかと。
エリック(ロバート・パティンソン)がボディーガードのトーヴァル(ケヴィン・デュランド)を唐突にアレする所とか、
ベノ・レヴィン(ポール・ジアマッティ)の粘液質なキャラとか、
「不均衡(=左右非対称)」に固執する後半のストーリー展開などは、
特にクローネンバーグ度の高い要素だったような気がします。

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