『バーバラと心の巨人』の劇中で流れる挿入歌2曲の歌詞を調べてみた。

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、
『バーバラと心の巨人』(17)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。
音楽は『レッドタートル ある島の物語』(16)のローラン・ペレス・デル・マール。

前回のブログでスコアについては大体ご紹介してしまったので、
今回は挿入歌について書かせて頂こうかなと思います。

 

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『バーバラと心の巨人』の音楽は、3つのテーマ曲でウサ耳少女の複雑な内面を描き出す。

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、
『バーバラと心の巨人』(17)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。
音楽はフランスで活躍するローラン・ペレス・デル・マール。

サントラリスナーでもあまり聞いたことのない作曲家ではありますが、
スタジオジブリが製作した海外アニメ映画『レッドタートル ある島の物語』(16)の音楽を担当した人と言えば、
「あ-、あの人ね!」と思って頂ける…かもしれません。

 

『レッドタートル』は全編セリフなし、
映像と音楽・効果音で物語が進行する映画だったので、
かなり音楽が印象に残る作品だったわけですが、
今回の『バーバラと心の巨人』のスコアも、
『レッドタートル』の雰囲気に近いメロディアスなオーケストラ・スコアに仕上がっています。
時折挿入されるチェレスタやマリンバの音色も、
少女っぽさを感じさせてよいアクセントになっていると思います。

 

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『ブレス しあわせの呼吸』のニティン・ソーニーの音楽は、なぜこんなにもポジティブな雰囲気に満ち溢れているのかという話。

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、
『ブレス しあわせの呼吸』(17)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。
音楽は音楽プロデューサー/DJ/マルチミュージシャンとして多方面で活躍するインド系イギリス人のニティン・ソーニー。

ソーニーのサントラ盤というと、
ワタクシ10年くらい前に『その名にちなんで』(06)のライナーノーツを書かせて頂いたことがありまして。

以前ライナーノーツを書かせて頂いた時の知識や経験が、
こうして新しい作品にきちんと活用できるというのは本当に有難いことです。

で、今回ライナーノーツを書くとなったら、
まずソーニーの情報もアップデートさせないといけないだろうと。
そしてブックレットを見たらアンディ・サーキス監督とソーニーのセルフ・ライナーノーツがあったので、
これも翻訳した方が読み手にとっては満足度の高い読み物になるのではないかと。
サーキスは日本でも人気が高いので、
正確な対訳をお届けするために、
学生時代の恩師に翻訳をお願いしました。

…というわけで、今回は「サーキスとソーニーのセルフ・ライナーノーツ全訳」+「当方の作曲家紹介&音楽解説」という構成になりました。

セルフ・ライナーノーツの翻訳に結構な文字数を割かないといけなくなったため、
ソーニーの略歴と『ブレス』の音楽解説を、いつもより少ない文字数で、いかに的確かつ効率的に執筆するかという難題に直面したのですが、
まあ自分としてはそこそこキレイにまとまったかなと思うので、
詳しくは是非サントラ盤の差し込み解説書をご覧頂きたい所存です。

したがってこのブログでは、ライナーノーツとは違う切り口から『ブレス』の音楽をご紹介したいなと思います。

 

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繰り返されるエレキギターのフレーズに男泣き必至。静かに熱い『オンリー・ザ・ブレイブ』の音楽

先日『オンリー・ザ・ブレイブ』(17)を観てきました。

こういう実話ベースの重厚なドラマは、腰を据えてじっくり観ようと思ったわけですが、
いやもう観終わった後にしばらく言葉が出なくなるぐらいズシンと来る作品でした。
ワタクシの映画を観るより先にサントラを聴いていたのですが、
本作のジョセフ・トラパニーズの音楽は、
同じ消防士のドラマでもジマーさんの『バックドラフト』(91)とはかなりタイプの異なるサウンドで、
その音楽を聴いた印象から言っても「この映画、ハッピーエンドの英雄鐔ではなさそうだな」と思ったのですが、
実際に本編を観てみたら当方の想像以上に悲しい結末だったと。

 

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『アメリカン・アサシン』の音楽で重要と思われる2つのテーマ曲を読み解いてみる。

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、
『アメリカン・アサシン』(17)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。
音楽は『ゼロ・グラビティ』(13)のスティーブン・プライス。

ワタクシ、プライスのサントラ盤ライナーノーツは以前『ゼロ・グラビティ』(13)『フューリー』(14)も担当させて頂きまして、
日本盤未発売の『スーサイド・スクワッド』(16)も含めてこの方の音楽はかなり聴きこんでいるのですが、
今回もかなりの力作に仕上がっています。
登場キャラが多すぎた『スーサイド・スクワッド』よりも、
本作の方が引き締まったサウンドになっていて聴きやすいのではないか、というのが個人的な感想です。

 

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