『セブン・シスターズ』のサントラ盤をよりマニアックに味わい尽くすための小ネタなど

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、
異色SFスリラー『セブン・シスターズ』(17)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。

前回のブログで音楽の概要についてざっくりとご紹介させて頂きましたが、
サントラを隅から隅まで味わい尽くしてみましょうかということで、
マニアックすぎてライナーノーツでは需要がなさそうだったネタを書かせて頂きたいと思います。

 

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『セブン・シスターズ』は映画本編も音楽も予想以上によく出来てました、という話。

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、
ノオミ・ラパス七変化(正確には七変化+1の八変化か?)ディストピアSFスリラー、『セブン・シスターズ』(16)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。

こちらの作品は本国(というかアメリカ)ではダウンロード版のみのリリースで、
ワタクシがお仕事の依頼を頂いた時点では、
日本での劇場公開も新宿シネマカリテしか決まっていなかったのですね。
現在は上映劇場数も増えてます
なので「ランブリングさんもなかなかチャレンジ精神旺盛な作品リリースをなさるんだなぁ」と思った次第でして。

で、いざ内覧試写で映画を拝見させて頂いたら、
「ノオミ・ラパスは残機7で超管理社会を生き抜けるか?」という一種のアクションゲーム的な世界観がツボにハマりまして、
予想以上に面白い作品でした。
さらに音楽もかなり良く出来ていて、
「あー、このサントラの仕事に当たってよかったなぁぁぁ」と嬉しくなってしまったのでした。

 

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『スイス・アーミー・マン』の音楽を手掛けたアンディー・ハル&ロバート・マクダウェル(マンチェスター・オーケストラ)のアルバムを聴いてみよう。

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、
“最初のオナラで笑って最後のオナラで泣く”青春サバイバル映画
『スイス・アーミー・マン』(16)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。

以前のブログで映画のスコアについては大体ご紹介したので、
本日は音楽を手掛けたアンディー・ハルとロバート・マクダウェルについて…というか、
彼らのバンド「マンチェスター・オーケストラ」について書かせて頂こうと思います。

 

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『ツイン・ピークス』新シーズンのサントラ盤(2種類)を買いました。

amazonから「予定より早く&安く入荷しましたー」という連絡が来て、
先日『ツイン・ピークス』新シーズンのサントラ盤が手元に届きました。

「Twin Peaks – Music from the Limited Event Series」と、
「Twin Peaks – Limited Event Series Original Soundtrack」の2種類。
アルバムの違いを簡単にご説明するならば、
前者はロードハウスに出演したアーティストたちの曲を収めたボーカル曲のコンピ盤、
後者はアンジェロ・バダラメンティのスコアやその他インスト曲を収録したスコア盤という感じです。

 

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絶品コーラスワークが冴え渡る『スイス・アーミー・マン』の音楽がクセになる!…というお話。

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、
「死体が喋った!あんた信じるか」的ボーイズラブ青春サバイバル映画『スイス・アーミー・マン』(16)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。

前回は挿入歌「モンタージュ」をご紹介しましたが
今回はアンディー・ハルとロバート・マクダウェルが書き下ろしたオリジナル・スコアを中心にご紹介したいと思います。

ハルとマクダウェルは監督のダニエルズから「楽器を使わず声だけで曲を作ってくれ」とリクエストされて、
その結果ほぼ全編”声”だけのアカペラ・サウンドのスコアになっているという話を前回のブログで書きましたが、
その「声だけスコア」の中にもいろいろな”仕掛け”が施されておりまして、
これらを細かく見ていくと、『スイス・アーミー・マン』の音楽の面白さがぐーんと増してくる。

 

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