『リービング・ラスベガス』のサントラに曲を追加して曲順を変えてみた

『マッシブ・タレント』(22)日本版公式ツイッターアカウントさんが実施していた「MyBestニコケイ」の投稿で『リービング・ラスベガス』(95)についてツイートした時、久々に映画本編を鑑賞しました。
詳細なネタを含むツイートをするにあたって、うろおぼえの情報ではなく、きちんと精査した内容を投稿しようと思い、きちんと映画本編を観て、サントラ盤のブックレットもしっかり読み直したというわけです。

当然サントラ盤もざっくり聴いてからツイートしたのですが、久々にアルバムを聴いて「やっぱりいいサントラだな」と再認識しました。そして長年ほったらかしにしていたアルバム未収録曲の追加作業を行うことにした次第です。

そのアルバム未収録曲というのが、マイケル・マクドナルドによるジャッキー・ウィルソンのカヴァー”Lonely Treadrops”
マイク・フィギス監督の友人でもあるスティングがタダ同然で提供したジャズ・スタンダードのカヴァー3曲と、ドン・ヘンリーがカヴァーした”Come Rain or Come Shine”、ザ・パラディノスの”I Won’t Be Going South For A While”、ニコケイが即興的に歌った”Ridiculous”は収録しているものの、この曲だけアルバムに入っていませんでした。

ワタクシこの映画のサントラは1990年代当時もよく聴いていたのですが、その頃はインターネットもやっていなかったので、”Lonely Teardrops”が何のアルバムに収録されているか分からず、CDで聴くのは諦めておりました。そして現在に至るまでサントラに曲を補完する作業を怠っていたのでありました。

続きを読む

ポリスの6枚組CDボックス「Every Move You Make: The Studio Recordings」を買いました。

10日ほど前、amazonで予約注文していたポリスの6枚組CDボックス「エヴリ・ムーヴ・ユー・メイク:ザ・スタジオ・レコーディングス」が届きました。

ポリスのスタジオアルバム5枚と、
シングルB面曲を集めた「フレキシブル・ストラテジーズ」の計6枚。
いずれも音はリマスター済み。

ワタクシはポリスのアルバムは全部持ってるし、
レア・トラックを熱心に集めているタイプでもないので、
正直「ものすごく買わなきゃ!」というボックスセットでもなかったのでした。

しかし先頃の来日公演で、台風トラブルにも関わらず仙台で振替公演のライブを実施してくれたスティング様に敬意を表して、ボックスセットを買わせて頂くべきなのではないかと思いまして。
で、国内盤は4,400円で輸入盤はさらにお安くて3,000円弱くらいだったのですが、BANGER!!!のスティング映画主題歌コラム用にアルバムジャケットの掲載許可を下さったユニバーサルミュージックさんへの感謝の意も込めて、
今回は国内盤をチョイスさせて頂きました。
(このボックスセットについては差込解説書を読んでおきたかったという理由もありましたが)

続きを読む

BANGER!!!に寄稿したスティング映画主題歌&挿入歌コラムの補足的なお話。

先日、BANGER!!!にスティングの映画音楽コラムを書きました。

『卒業白書』『レオン』……スティングの映画主題歌・挿入歌を振り返る 
10月の来日公演が迫っているぞ!!| BANGER!!!
https://www.banger.jp/movie/18752/

ワタクシはブライアン・フェリーと同じくらいスティングが大好きなので、
「映画に提供した曲について何か書きたい」と常々思っておりました。
そしたらちょうど10月に来日公演があるということで、
このタイミングに合わせて長年温めていたネタを書いちゃおうかと思い立った次第です。

以前のブライアン・フェリーの映画挿入歌コラムは、
諸般の事情で来日公演”後”に原稿を書いたのですが、
今回は来日公演のプロモーションになるように、
公演”前”に拙稿が掲載されるようにしようと急ピッチで原稿を書きました。

で、まぁ当初から予想はしていたのですが、
指定された文字数でスティングの膨大な映画主題歌・挿入歌を全部紹介するのはさすがに難しい。
俳優としてのキャリアにも触れたかったのだけれども、そうなると文字数がますます足りない。。

ひとまずBANGER!!!のコラムでは比較的知名度の高い作品と、
近年語られる機会の少ない作品をざっくりご紹介してみました。
超有名作品ばかりご紹介しても「そんなの言われなくても知ってるよ」となってしまうし、
マイナーな作品ばかりご紹介しても「全然知らない。もっと有名なのないの?」と言われてしまうので、このあたりのバランス配分が難しい。

…というわけで、諸般の事情で書きたくても書けなかったスティングの楽曲提供作品については、今回のブログで補完させて頂きたいと思います。

続きを読む