『バッドボーイズ2バッド』拡張版サントラでトレヴァー・ラビンのド派手系劇伴を楽しむ

La-La Land Recordsから2,000枚限定で発売になった『バッドボーイズ2バッド』(03)と『バッドボーイズ』(95)の拡張版サントラを買いました。
タワレコオンライン価格で片方9,000円弱。
二枚買ったらほぼ1万8,000円です。
高い……高いよ……。
感覚的に10年前より1,500円くらいデラックス版サントラの価格帯が上がったような気がする。もし自分がいま学生だったら、毎月金欠で泣いてます。たぶん。

【輸入盤国内品番】 バッドボーイズ 2バッド サウンドトラックアルバム(オリジナル・スコア) – amazon
【輸入盤国内品番】 バッドボーイズ(公開30周年記念 2枚組リマスター拡張版サウンドトラックアルバム) – amazon

オリジナル・サウンドトラック バッドボーイズ2バッド<輸入盤国内品番> – TOWER RECORDS
Bad Boys II Original Motion Picture Score<限定盤> – TOWER RECORDS
オリジナル・サウンドトラック バッドボーイズ(公開30周年記念 リマスター拡張版サウンドトラックアルバム) – TOWER RECORDS
Bad Boys Original Motion Picture Score (30th Anniversary Expanded Edition) – TOWER RECORDS

ちなみに発売元の通販だと1と2のセット割引形態での販売(バンドルというやつですな)がありまして、これだと55ドル98セント。送料で41ドルくらいかかって大体1万6,000円くらいになるのかな。国内で買うより若干安い。

どちらを選択するかは購入者の皆さまのご判断に委ねたいと思います。
当方がどっちを利用したかは内緒。

『バッドボーイズ2バッド』は劇場公開当時ソングコンピ盤のサントラしか発売されず、あの頃は「なんでスコア盤が出ないのかなぁ」などと思っておりました。
しかしメイン作曲家のトレヴァー・ラビンのほかにハリー・グレッグソン=ウィリアムズやスティーヴ・ジャブロンスキー、ポール・リンフォードらが追加音楽作曲家(=助っ人作曲家)として大挙参加したスコア制作事情や、『すばらしき映画音楽たち』(16)でのラビンの『アルマゲドン』(98)スコア作曲エピソードを観たあとだと、「作曲スケジュールがカツカツでスコア盤サントラリリースに間に合わなかったんだろうな」と何となく察してしまいました。

続きを読む

Intradaから発売になった『ザ・ロック』のエクスパンデッド盤サントラを購入。

THE ROCK Original Motion Picture Score (Intrada) – TOWER RECORDS

Intradaから発売になった『ザ・ロック』(96)の拡張盤サントラを買いました。
拡張盤ということでCD2枚組。映画で使われたスコアがCD2枚にまたがって収録されていて、それだけでも大体100分くらい。
Disc 2にはそのほか別バージョンやデモバージョンのスコアを収録していて、それらを含めたトータルの収録時間は合計134分くらい。大ボリュームです。

通常盤サントラは曲順がストーリーの進行順になっていなかったのですが、今回はちゃんと進行順になっています。通常盤では14分強の曲がありましたが、拡張盤では16分強のものがあります。

ハンス・ジマーの1990年代の超人気サントラ(のひとつ)が拡張盤としてリリースされた割に、サントラリスナーの間でそれほど話題になっていないのがちょっと意外な気もします。個人的にはジマーさんの音楽が好きなら絶対買うべきアルバムではないかと思います。

続きを読む

本編未見だけど『イコライザー THE FINAL』のサントラ(スコアアルバム)を購入しました

『イコライザー THE FINAL』(23)のスコアアルバムがデジタル版で発売になっていたので買ってみました。アルバムは全24曲で収録時間58分。

THE EQUALIZER 3 Original Motion Picture Soundtrack – amazon music

スコア作曲は前2作のハリー・グレッグソン=ウィリアムズからマーセロ・ザーヴォスに交代。

「何で今回はHGWじゃないの? シリーズ最終作なのに…」というお声もあるかと思いますが(自分もそう思った)、ザーヴォスのインタビュー記事などに目を通してみると、「アントワーン・フークア(監督)が”物語の舞台がアメリカ国内からイタリアに移ったので音楽もガラッと変えてみよう”と思ったからではないか」というようなことを言っていました。別にHGWの音楽が不満とか不仲になったというわけではないようです。

BROOKLYN’S FINEST Original Motion Picture Soundtrack – amazon music

ザーヴォスとフークアも秀作刑事ドラマ『クロッシング』(09)でタッグを組んで以来、『ギルティ』(21)、『The Day Sports Stood Still』(21)、『自由への道』(22)などの音楽を担当していて、デンゼル・ワシントン監督作『フェンス』(16)の音楽も担当しているので、フークア、デンゼルの二人とも納得の人選ではあったと思います。フークア的には濃密な人間描写が必要な作品ではザーヴォスを起用するという感じなのかな。『クロッシング』は以前サントラ盤に音楽解説を書かせて頂きましたし、その時ザーヴォスさんにインタビューしたこともありましたが、重厚かつ悲愴な音楽で大変よい感じでした。

EMANCIPATION Original Motion Picture Soundtrack – amazon music

FENCES Music from the Motion Picture – amazon music

続きを読む

主題歌も収録!『ひつじのショーン クリスマスの冒険』のサントラ盤に音楽解説を書きました(作曲家のトム・ハウさんにインタビューもしました)

ランブリング・レコーズ様のご依頼で、日本ではテレビシリーズ3話とセットで劇場公開される『ひつじのショーン クリスマスの冒険』(21)の国内盤サントラに音楽解説を書かせて頂きました。

『ひつじのショーン ~クリスマスの冒険~』オリジナル・サウンドトラック(amazon)
『ひつじのショーン ~クリスマスの冒険~』オリジナル・サウンドトラック(TOWER RECORDS)

ワタクシは以前『映画ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム』(15)のサントラ盤に音楽解説を書かせて頂いたので、久々にこのシリーズのお仕事が出来て嬉しかったです。ちなみに前作『ひつじのショーン UFOフィーバー!』(19)は輸入盤こそリリースされたものの、国内盤サントラが発売されませんでした。ワタクシは輸入盤をちゃんと買っていましたが。

Farmageddon: A Shaun the Sheep Movie (TOWER RECORDS)

で、今回の『クリスマスの冒険』のスコア作曲を担当したのは、『UFOフィーバー!』に続いての登板となるトム・ハウ。ハリー・グレッグソン=ウィリアムズと共同で『アーリーマン ダグと仲間のキックオフ!』(18)の音楽を担当しています。

もっとメジャーどころで言えば、『ターザン:REBORN』(16)と『ワンダーウーマン』(17)で追加音楽の作曲を担当した方です。ルパートとハリーのグレッグソン=ウィリアムズ兄弟と縁がある人ということになりますね。

そんなわけで以前から個人的に興味のある映画音楽家さんだったし、『UFOフィーバー!』の音楽も聴きごたえがあったので、ハウさんにいろいろお話を聞いてみたくなって、サントラ盤の差込解説書用にインタビューを行った次第です。

ちょうどインタビューを申し込んだ時期にNHKで『ブリティッシュ・ベイクオフ』を放送していて(今はまた『ソーイング・ビー』の放送になったけど)、あの番組の音楽をハウさんが担当していたと聞いて「絶妙なタイミングでインタビューすることになったなぁ」と思ったものです。

続きを読む

6月は『アオラレ』『グリーンランド -地球最後の2日間-』『Mr.ノーバディ』でデヴィッド・バックリーのサントラ強化月間です、というお話。

ランブリング・レコーズ様のご依頼で、5/28公開の映画『アオラレ』(20)のサントラ盤に音楽解説を書かせて頂きました。
音楽担当は『エンド・オブ・ステイツ』(19)のデヴィッド・バックリー。

Angel Has Fallen (Original Motion Picture Soundtrack) – amazon music

ワタクシはこの方がハリー・グレッグソン=ウィリアムズのもとで下積みしていた頃から音楽を聴いていて、初めてバックリーの名前を確認したのはHGWの『ナンバー23』(07)でした。
その後HGWとバックリーの共同名義でスコア作曲を担当した『ザ・タウン』(10)を経て、『パリより愛をこめて』(10)で初めてバックリー単独名義の作品を聴いたという流れになります(『ドラゴン・キングダム』(08)でバックリーの名前を知ったリスナーも多いと思いますが)。

From Paris with Love (Original Motion Picture Soundtrack)

そんなわけで、機会があったらバックリーさんには是非一度インタビューしてみたいなとずっと考えていたので、今回の『アオラレ』でバックリーさんご本人に詳しく話を聞くことが出来て大変嬉しかったです。
彼のコメントはBANGER!!!のコラム(下記参照)で少しだけ引用してますが、是非国内盤サントラの差込解説書にて全文をご覧頂きたいなと思います。

ラッセル・クロウがブチギレあおり運転!『アオラレ』は音楽でも“怒り”をあおり立てるサイコスリラー
https://www.banger.jp/movie/57600/

続きを読む