『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』のサントラ盤を買ったので雑感。

先月の話になりますが、La-La Land Recordsから2,000枚限定でリリース発売になった『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(25)のサントラ盤を買いました。CD2枚組、総収録時間は120分強。Disc 1もDisc 2も収録時間は60分前後でした。

【輸入盤国内品番】『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』オリジナル・サウンドトラック(amazon)
【輸入盤国内品番】『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』オリジナル・サウンドトラック(TOWER RECORDS)
Mission: Impossible – The Final Reckoning<限定盤/輸入盤> (TOWER RECORDS)

オリジナル・サウンドトラック ミッション・インポッシブルファイナル・レコニング<完全限定盤/カラー・ヴァイナル> (TOWER RECORDS)
Mission Impossible: The Final Reckoning (Analog) – TOWER RECORDS

曲を聴いたらすぐブログに何か書こうと思ったのですが、仙台フィルの『機動戦士ガンダム』シリーズ ~宇宙世紀コンサート~を聴きに行ったら、つい余韻を味わいたくなってガンダム関連のサントラを何枚も聴きまくってしまったのと、雑感とはいえ『ファイナル・レコニング』の劇伴もちゃんと聴かないと何も書けないので、2週間ぐらいアルバムを聴いていたら9月になってしまったというわけです。

…というわけで今回の劇伴を聴いて感じたことを書きます。

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最近買ったサントラ盤 :『エアフォース・ワン』と『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』2枚組デラックス・エディション

先日twitter(現X)でちょろっと書いたとおり、『エアフォース・ワン』(97)のCD2枚組デラックス・エディション版サントラを買いました。
5年くらい前に買いそびれて、どこのショップを探しても在庫なしという状況になってしまい、「あのとき買っておけばよかったな…」とずっと後悔していたのですが、灯台下暗しというか、意外なところで簡単に買えてしまいました。

…というわけで、本日はそのへんのお話でも書かせて頂こうかなと思います。

きっかけはダニー・エルフマンの『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』(08) CD2枚組デラックス・エディション版サントラでした。こちらのアルバムを買おうと思ったら、日本のCDショップだとお値段高めになっていました。たとえばタワーレコードオンラインだとこんな感じ。

Hellboy 2: The Golden Army (Deluxe Edition) – TOWER RECORDS

Varèse Sarabandeの通販サイトだといくらぐらいで売ってるのかな?」と調べてみると20ドル。『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』(19)のデラックス・エディション(25ドル)とセットで買うと6ドルくらい割引になるバンドル版が売っていたりしたのです。ちなみにデジタル版は下記の通り。

Hellboy II (Original Motion Picture Soundtrack) (The Deluxe Edition) – amazon music

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BANGER!!!で書いた『ミッション:インポッシブル』シリーズ音楽コラムの補足的なお話

先日、BANGER!!!で『ミッション:インポッシブル』シリーズの音楽に関するコラムを書きました。

『ミッション:インポッシブル』歴代テーマ曲全解説! 最新作『デッドレコニング』から元祖『スパイ大作戦』まで逸話&トリビア満載|BANGER!!!
https://www.banger.jp/movie/99743/

『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(23)のサントラ盤の発売日は7月26日とアナウンスされていたので(その後発売日が延びました)、これは原稿の締め切りまでにサントラは手に入りそうにないなと思い、当初『デッドレコニング』は最後にチョロっと触れる程度にして、シリーズ6作の音楽をおさらいするような内容のコラムにする予定でした。

しかしデジタル版のサントラなら原稿締め切り前に入手出来そうだということが分かり、サントラCDを予約注文していたにもかかわらず、わざわざデジタル版サントラを買って
『デッドレコニング』の音楽紹介もざっくりと書くことにしたのでした。

ハッキリ言って余計な出費でした…。

しかし「サントラの音源を聴かずに推測で音楽コラムを書く」などという行為はあまりにも危険かつ無責任なので、そういうところはちゃんとしておかなければ…と自分で自分を納得させてデジタル版サントラを買いました。ちなみにサントラCDの予約をキャンセルするつもりもありません。ええ、両方買いますとも。

ミッション︓インポッシブル デッドレコニング 【輸入盤国内仕様】 – amazon
ミッション︓インポッシブル デッドレコニング 【輸入盤国内仕様】 – TOWER RECORDS
Mission: Impossible – Dead Reckoning Part One【輸入盤】 – TOWER RECORDS


Mission: Impossible – Dead Reckoning Part One (digital) – amazon

※2023年8月9日追記
予約注文していた『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』のサントラ盤が届きました。ジャケットがリバーシブル仕様です。

…というわけで、今回も字数の都合などでBANGER!!!のコラムに書けなかったネタを当方のブログで補完させて頂きます。

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最近買ったサントラ盤(『スリーピー・ホロウ』4枚組エクスパンデッド盤/『背徳の囁き』)

『スリーピー・ホロウ』4枚組エクスパンデッド版サウンドトラック(TOWER RECORDS)

先頃『スリーピー・ホロウ』(99)のCD4枚組長尺盤と『背徳の囁き』(90)のサントラ盤を買いました。前者はIntrada、後者はLa-La Land Recordsからのリリース。

『スリーピー・ホロウ』は劇場公開当時発売になったサントラ(通常盤)も収録時間が68分くらいあって、音楽の分量が多い映画という印象はありましたが、エクスパンデッド盤がCD4枚組になるとは思わなかった。

気になるディスクの内訳はと申しますと、
Disc 1に通常盤の内容をまるまる収録(68分)。
Disc 2に実際に映画で使用されたバージョンのスコアを収録(74分)。
Disc 3にDisc 2に収まりきらなかったスコアの残りと別バージョンのスコア(51分)。
Disc 4に別バージョンのスコアの残り全部(66分)。

…という内容でして、合計の収録時間が4時間近くの大ボリュームです。


『スリーピー・ホロウ』はバートン×エルフマンのタッグ作品の中でも個人的にかなり好きな作品で、エルフマンの来日公演でご本人にお会い出来た時も、このサントラにサインを頂いたくらいです。
当時、映画雑誌かなにかで「音楽が大げさ」とか批評されてた記憶がありますが、この映画はハマー・フィルム・プロダクションのスタイルを意識して作られているから、音楽もあの時代の雰囲気に寄せた結果このようなスコアになったわけで、そういう意味では狙い通りのサウンドに仕上がっているのだとワタクシは考えています。
長尺盤を手に入れたので、サイン入りサントラ盤のほうは保存版として大事に保管したいと思います。

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最近買ったサントラ盤 – 『ミッション:インポッシブル』2枚組エクスパンデッド盤

LA-LA LAND RECORDSから3000枚限定でリリースされた、
『ミッション:インポッシブル』2枚組エクスパンデッド盤を買いました。
音楽担当はダニー・エルフマン。

2枚組限定盤なので5,000円オーバーのちょっと高めなアイテムですが、『ミッドナイト・ラン』(88)以来のエルフマニアとしては押さえておくべき一品だと思ったので速やかに購入。

Disc1に当時発売になったスコア盤の内容をまるまる収録して、
Disc2にスコアを映画で使われたバージョンで収録。
あとボーナストラック的な扱いで別バージョンが3曲ほど。
結果Disc1が53分、Disc2が75分という内容に。

ブライアン・デ・パルマは大のヒッチコキアンだし、
ダニー・エルフマンも「バーナード・ハーマンは私のアイドルだった」と公言している人なので、
(確かリメイク版『サイコ』(98)のスコア盤でそういうエルフマンのコメントが載ってたはず)
ある意味では最高の組み合わせと言えるのではないかと。
その割には二人がタッグを組んだのはこれ1作だけなのですが。
やはり「私は自分の撮りたいものを撮る!」と愚直に我が道を行く印象のデ・パルマには、 エルフマンはメジャーな映画音楽家すぎたのかな、とも思いますが。

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