『ワン・バトル・アフター・アナザー』と『おくびょう鳥が歌うほうへ』のサントラがCDで買えそうなので注文した話。

何日か前に「『ワン・バトル・アフター・アナザー』(25)のサントラ盤がCDで手に入ればいいのですが」的なことをXでポストしましたが、amazonやタワレコオンラインなどでもCDアルバムの取り扱いが始まったみたいなので、早速予約注文しました。デジタル版、CD、アナログ盤の3形態でリリースされるようです。

ONE BATTLE AFTER ANOTHER (ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK) – amazon
ONE BATTLE AFTER ANOTHER (ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK) – TOWER RECORDS

ONE BATTLE AFTER ANOTHER (ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK) [2LP VINYL] [Analog] – amazon
ONE BATTLE AFTER ANOTHER (ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK) [2LP VINYL] [Analog] -TOWER RECORDS

One Battle After Another (Original Motion Picture Soundtrack) – amazon music

やはり「ポール・トーマス・アンダーソン×ジョニー・グリーンウッド」というアカデミー賞受けのいいタッグの作品だと、サントラも発売元で「デジタルとフィジカルの両方でリリースするか」という考えになるらしい。タワレコオンラインの製品情報を見るとCDはNonesuchのヨーロッパ盤みたいですが。
まだヨーロッパのほうがアメリカに比べるとフィジカルリリース(特にCDリリース)する気があるということなのでしょうか。このあたりが経験主義と合理主義の違いかな、などと思ったりもします。

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HP Chromebook Plus x360 14b cdを購入した話

先日、14インチのChromebookを買い換えました。
今回購入したのはHP Chromebook Plus x360 14b-cd0005TU。
スーペリアモデルと呼ばれるタイプです。
ちょうど日本HPの公式ストアで「実りのPC収穫祭」という秋のセールをやっておりまして、本体価格と延長保証サービスその他で大体80,000円前後で買えました。

日本HPの製品紹介ページ
https://jp.ext.hp.com/notebooks/personal/chromebookplus_x360_14b_cd/

今回Chromebookの買い換えに至ったのは、5年くらい前に買ったHP Chromebook x360 14-da0008TUの挙動が怪しくなってきたからでした。
稀に突然電源が切れて再起動を始める、自動更新ポリシーが2028年6月まであるのにChrome OSのアップデートでバージョン138台から上がってくれない(パワーウォッシュを実施しても改善されず)など、「なんか変だな」と感じることが多くなった。

まあこのChromebookは買って早々本体の電源オフの動作に不具合が出て2度修理に出したり、片側ヒンジ部分の本体ハメ込みが甘くてパーツが浮いていたり、どうも買ったときから不良品を引いてしまった感がありました。


その割には5年以上使ってきたし、ストレージ容量(64GB)も心許なくなってきたという事情もあるので、思い切って買い換えるかと決めたわけです。

「メモリ8GB以上」
「ストレージ128GB以上」
「価格10万円以下(できれば8万円前後)」

…と大雑把な希望条件を決めて、家電量販店で貯まっていたポイントを使って安く買おうと考えていたものの、店頭にあったHP Chromebook 14a G1モデルはスペックにあまり魅力を感じず購入見送り。
それなら多少値段が上がるけれども、CPUがRyzen 5 7520Cでインターフェースもいろいろ揃ったASUS Chromebook CM34 Flipにしようかなと思ったら店頭に在庫がない。しかも次回入荷未定と言われてしまい、店頭での購入は断念せざるを得なくなってしまいました。

で、先述の日本HPのストアでChromebook Plus x360 14のスーペリアモデルを見つけまして、「阪神タイガースがリーグ優勝を決めたら買う」ということにして、先々週ポンッと購入したのでした。

実はおととし阪神が優勝した年もHP Chromebook x360 14b-cb0005TUを買っているのですが、詳しくは後述します。

日本HPの製品紹介ページ(2024年5月13日で販売終了しています)
https://jp.ext.hp.com/notebooks/personal/chromebook_x360_14b_cb/

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『Modi, Three Days on the Wing of Madness』のサントラ盤を購入したので雑感。

『ブレイブ』(97)以来実に27年ぶりとなるジョニー・デップ監督作『Modi Three Days on the Wing of Madness』(25)。
サントラがデジタル/アナログ盤だけでなくCDでも発売になるとのことで買ってみました。

Modi, Three Days on the Wing of Madness The Original Motion Picture Soundtrack – amazon music
Modigliani: Three Days On The Wing Of Madness (CD) – TOWER RECORDS
Modigliani: Three Days On The Wing Of Madness (Analog) – TOWER RECORDS

※amazon musicのページがうまく読み込めないときはリロード(再読み込み)してみて下さい。

もともとはアル・パチーノが同名の舞台劇を観て以来長年映画化を進めていた作品だそうで、『フェイク』(97)でデップと共演していた頃、パチーノがデップに「モディリアーニ役を演じてほしい」と言っていたそうな。
その後映画化の話は立ち消えとなり、20年以上経ってからデップの元に突然パチーノから電話がかかってきて、「あの話を憶えてるか? モディリアーニの映画は君が監督すべきだと思う」と言われたとのこと。

この唐突さが実にアル・パチーノらしくて素敵です。

パチーノおじさまは『フェイク』の撮影中もデップのことを気に入っていたようだし、こういった経緯を知ると本作にパチーノが出ていることにも納得がいきました。

で、サントラの話に進めさせて頂くと、デップは『ブレイブ』でイギー・ポップに音楽制作を依頼するという型破りな人選を見せてくれました(まあイギーと友達だったからなのですが。『デッドマン』(97)にも特別出演していたし)。
だから今回も普通のモディリアーニの伝記映画向け音楽にはならないだろうと思い、それが面白そうだからという理由で映画を観る前にサントラを購入したわけですが、確かにオーソドックスな内容ではなかったのでした。

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La-La Land Records 『テルマ&ルイーズ』リマスター拡張版サントラを購入したので雑感。

諸般の事情で書くのが遅くなりましたが、先頃La-La Land Recordsから発売になった『テルマ&ルイーズ』(91)のリマスター拡張版サントラを買いました。ちなみに1,500枚限定のリリースだそうです。

【輸入盤国内品番】テルマ&ルイーズ リマスター拡張版(サウンドトラック)- amazon
【輸入盤国内品番】テルマ&ルイーズ リマスター拡張版(サウンドトラック)- TOWER RECORDS

Thelma and Louise (Remastered and Expanded)<限定盤/輸入盤> – TOWER RECORDS

上記の過去ブログでも書いているように、当方はKritzerland盤とnotefornote盤のスコアアルバムを持っているので、「わざわざLa-La Land盤を買わなくてもいいのではないか?」と思いました。

しかし今回のLa-La Land盤はジマーさんが監修を行い、MGM保管庫の音源をリミックス、マスタリング、再編集を敢行し、ボーナストラックも増えてブックレットではジマーさんへのインタビューも読めるということで、「やっぱり買っておくかな」と考え直したのでした。この前『レインマン』(88)のLa-La Land盤サントラを買ったときと同じような仕様です。

…ということは、旧盤はジマーさんが監修していなくて、MGM保管庫の音源でもなかったということなんでしょうか。

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連休中に『グラディエーター』25周年記念/リマスター&拡張盤サントラを聴いて過ごしたお話。

La-La Land Recordsから3,500枚限定でリリースになった『グラディエーター』(00)の25周年記念リマスター&拡張盤がゴールデンウィーク中に手に入ったので、ここ3週間近くずっと聴いておりました。


何しろCD3枚組で収録時間も合計200分近くありますので、全ての曲をじっくり聴くとなると3日や4日程度では全然時間が足りないのです。

【輸入盤国内品番】グラディエーター 25周年記念/リマスター&拡張盤 – amazon
【輸入盤国内品番】グラディエーター 25周年記念/リマスター&拡張盤 – TOWER RECORDS
Gladiator (25th Anniversary Remastered and Expanded)<限定盤> – TOWER RECORDS

Disc1とDisc2に劇伴をそれぞれ23曲62分、19曲59分収録。映画の公開当時Deccaから発売になったサントラ盤は全17曲62分くらいだったから、今回は収録内容が倍近くになっている。
そして今回のLa-La Land盤サントラに収録された劇伴は基本的に”Film Version”なので、サントラに収録するために編集が施されたものではなく、映画で使われたバージョンなのがポイント。
例えば”Slaves to Rome”という曲はDeccaの通常盤だと1分の曲でしたが、今回のLa-La Land盤だと2分7秒ある。こんな感じで曲の長さが違うものが何曲かあります。

そしてDisc3は”The Gladiator Sketchbook”という名目で、バージョン違いの劇伴やデモ曲、Additional Musicなどを収録している。

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