テレンス・ブランチャードの音楽が示唆する「『ハリエット』=スーパーヒロイン映画」の構図

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、 『ハリエット』(19)のサントラ盤に音楽解説を書かせて頂きました。
音楽担当はスパイク・リー作品でおなじみのテレンス・ブランチャード。

『ハリエット』の簡単な見どころと音楽の概要については、 例によってBANGER!!!コラムで簡単にご紹介致しました。

パワフルな主題歌と雄大な音楽! アカデミー賞ノミネート作『ハリエット』はリアル・スーパーヒロイン誕生の物語 | BANGER!!!
https://www.banger.jp/movie/30128/ #BANGER

当方のブログでは、サントラの差込解説書やBANGER!!!コラムで書ききれなかった ブランチャードに関するよりディープなネタを書かせて頂こうかなと思います。

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『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』の作曲家、ジェフ・ビールの手堅い仕事をざっくり振り返ってみる。

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』(18)のサントラ盤に音楽解説を書かせて頂きました。
音楽担当は『ハウス・オブ・カード 野望の階段』(13~18)で知られるジェフ・ビール。

『ビッグ・リトル・ファーム』の簡単な見どころと音楽の概要については、
先日BANGER!!!コラムでざっくりとご紹介致しました。

“オーガニックな音楽”で綴る、究極の農場ドキュメンタリー!
『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』 | BANGER!!!
https://www.banger.jp/movie/29319/ #BANGER

当方のブログでは、ジェフ・ビールについてもっと深く掘り下げていこうかなと思います。
このネタは当初BANGER!!!コラムで使おうかなと思ったのですが、あまりにもマニアックすぎるので、自分のブログで書いた方がいいなと思った次第です。

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『マリッジ・ストーリー』音楽解説余話 ごく私的なランディ・ニューマン音楽遍歴

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、『マリッジ・ストーリー』(19)のサントラ盤に音楽解説を書かせて頂きました。
音楽担当は大御所ランディ・ニューマン。

『マリッジ・ストーリー』の音楽については、
サントラ盤の差込解説書と、
先頃のBANGER!!!コラムで詳しくご紹介させて頂きました。

『マリッジ・ストーリー』『トイ・ストーリー4』でアカデミー賞Wノミネート! 作曲家ランディ・ニューマンとは | BANGER!!!
https://www.banger.jp/movie/27251/ #BANGER

『マリッジ・ストーリー』の音楽については、ほぼ書き尽くしてしまった感もございますので、このブログでは、ごく私的なランディ・ニューマンの音楽鑑賞遍歴なども交えつつ、彼の音楽世界を掘り下げてみようかなと思います。

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アレクサンドル・デスプラの室内オペラ「サイレンス」を観てきました。

先日お休みを頂きまして、神奈川県立音楽堂で行われたアレクサンドル・デスプラのオペラ「サイレンス」を観てきました。
その2日前にアンスティチュ・フランセ東京で行われたデスプラ様とソルレイ様のトークイベントも観てきたので、2泊3日の東京滞在でした。

川端康成の「無言」を原作にしたオペラということで、かなり難解な内容なのではないかと考えていたのですが、実際に鑑賞してみたら、思ったよりすんなりとオペラの世界に入っていけました。

登場人物が3人で物語が追いやすかったのと、絶妙なタイミングで”語り”が入ったので話を整理しやすかったこと、ミニマルな空間演出と研ぎ澄まされた音楽で、鑑賞中の集中力が途切れなかったことが大きかったのかなと思います。

「サイレンス」の劇中音楽は「登場人物が3人」ということで、舞台も「手前」、「奥」、「スクリーン」の3つだったし、アンサンブル・ルシリンも雅楽の楽器編成の方法に倣っていて、3グループ編成でフルートとクラリネットと弦楽器が3人ずつ(+パーカッション奏者)でした。

デスプラ様は『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(19)でも、4姉妹のために弦楽器4種(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)とピアニスト2人(=手が4つ)という楽器編成の方法を使っていたので、「なるほど」と思いました。ここ最近『若草物語』のサントラを聴いていたのも無駄ではなかったようです。

そんなこんなで終演後、ワタクシ幸運にもデスプラ様に少しお会いできる機会に恵まれました

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9年来の宿願叶う――『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』サントラ盤の音楽解説のお仕事

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』(19)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。
音楽担当は前作・前々作に続いてジョン・パウエル。
既にtwitterや当方のブログでお伝えしておりますが、ランブリングさんのBack Lot Music正規輸入盤15タイトル一挙リリースの際に、映画の邦題が決まる前の5月頃に音楽解説原稿を書いたので、『ヒックとドラゴン3』のタイトルでサントラがリリースになってます。

ワタクシは80年代にナムコの『ドラゴンスピリット』、90年代にビクター音産の『サンサーラ・ナーガ』シリーズをプレイしまくったので、
「竜で空を飛ぶ(竜と共に空を飛ぶ)」
「竜と共に生き、共に成長する」

…というストーリーの『ヒクドラ』シリーズが大好きなのであります。
(『サンサーラ・ナーガ』1作目の主人公はレベルアップしないだろ、というツッコミはさておき)
そしてパウエルの音楽も『フェイス/オフ』(97)の頃からずっと聴いてます。

しかし第1作の音楽解説はほかのライターさんの担当になり、
第2作は国内盤サントラが発売されず…というか、
映画自体が当時まさかの劇場未公開で、
仕事の機会が全然訪れなかったんですね。。
それゆえ今回遂にお仕事を頂けて、喜びもひとしおだったのですが、同時に少々ハードな仕事でもありました。

『ヒクドラ3』の音楽については、サントラ盤のライナーノーツとBANGER!!!のコラムでいろいろ書かせて頂きましたので、こちらのブログではややパーソナルなネタを書かせて頂きます。

なおBANGER!!!コラムは下記の通り。

『ボーン・アイデンティティー』作曲家が音楽で人間とドラゴンの絆を彩る『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』 | BANGER!!!
https://www.banger.jp/anime/24833/ #BANGER

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