『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』25周年と、ダニー・エルフマンのお誕生日をお祝いしてきたというお話。

先週の土日にお休みを頂きまして、
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』 in コンサートを観て参りました。

今月は仕事の原稿の入稿ラッシュが続いているし、
2日も休みなんか取って大丈夫かな~と内心ハラハラしながら観に行ったのですが、
終演後にダニー・エルフマン様と会えるとなったら、
これはもう万難を排してコンサートに行かねばならぬと決心して、
東京国際フォーラムまで行ってきたのでした。

『ナイトメアー』のコンサートは前回も観に行ったので、
ま、今回も内容は大体同じだろうなーと思っていたら、
細かいところでいろいろ前回と違う演出を入れて下さっていましたねー。

オープニングアクト(?)の「骸骨の踊り」(Silly Symphonyシリーズ第1作)は今回が初めての演奏だったと思うし、
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』メドレーも前回は演奏してなかったはず。
(メドレーのアレンジは「ティム・バートン&ダニー・エルフマン 映画音楽コンサート」で演奏したものと同じだと思う)

そして”ウギー・ブギーの声の人”ケン・ペイジがゲストで登場したのは驚いた。
アメリカ国内での公演ならともかく、
わざわざ日本まで来て下さったというのがスゴい。
例えるなら「パークライフ」1曲だけのためにブラーの来日公演に帯同したフィル・ダニエルズ的な感じ?(分かりにくい例え)
何はともあれ、非常に贅沢だと言うことです。

で、終演後にダニーさんとお会いしたわけですが、
毎度のことながら緊張しました。。
ダニーさんと一緒に写真を撮ったりもしたのですが、
ま~ワタクシの笑顔の硬いこと。

ワタクシ、ダニーさんのアシスタントの方から一定の信頼を頂いておりまして、
その方のご厚意もあって、来日公演がある度にバックステージに誘って頂いていて、ダニーさんにお会いするのは今回が4回目だったりします。

「前に3回会ってるのに何でそんなに緊張するんだよ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが(自分でもそう思う)、
映画音楽界の大御所の前で失礼な振る舞いをしてはいけないと思ったら、そりゃもう硬くなるのも仕方がないわけで…。

ちなみにワタクシがなぜアシスタントの方から信頼して頂いているかというと、
以前『オズ はじまりの戦い』(13)のサントラ盤が出るということになったので、自分がライナーノーツを書かせて頂くことになり、ダニー・エルフマンにインタビューしてコメントを頂いたのですが、
本国でCDアルバムがディズニーではなくIntradaからのリリースになったので、日本盤がエイベックス(当時)から出せなくなったという出来事がありました。
(配信のデジタル版はディズニーからのリリースだったので、日本版もエイベックスから出てました)

このままだと貴重なダニーさんからのコメントがお蔵入りになってしまうので、何とかしなければと思い、エイベックスさんやディズニーさんと交渉して何とか「映画のパンフレットに音楽コラムを載せましょう」ということになって、当初考えていた形とはちょっと違うけど、ダニーさんのコメントが無事皆さまのもとにお届け出来たということがあったのです。

で、まぁこの一件で「ダニーさんのインタビュー記事をお蔵入りにせず頑張った人」ということで、先方から信用されるようになったというわけです。
あの時は不測の事態に血の気が引いて動悸が激しくなったりもしましたが、いま思えば努力した甲斐があったなぁと。

今回はダニーさんの誕生日が近いということで、
ワタクシなりにいろいろ考えてバースデーギフトをお渡ししたのですが、
「これはワンダフルだね!宝物にするよ」とおっしゃっていたのでひと安心。

『ダンボ』(19)のサントラ盤の仕事でもしていたら土産話のひとつにもなったのですが、ワタクシ、この仕事回ってこなかったんですよね…。
ダニーさんから「また(僕のアルバムの)仕事が出来るといいね」と言ってもらえたので、自分としても「そうですねぇ」という感じでしたが、こればっかりは運だからなぁ…。

ダニーさんにサインを一筆頂けることになり、
今回は『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』(17)のサントラ盤を持って行きました。
「この映画の音楽、格調高くてすごくよかったです!」と言ったら、
「これ、いい映画だよね」と言っていたので、
ダニー・エルフマンを愛してやまないエルフマニアの方で『チューリップ・フィーバー』を未見の方は、今すぐ観ましょう。そしてサントラ盤も買いましょう。

OST: Tulip Fever (amazon)
Danny Elfman / Tulip Fever (TOWER RECORDS)

それからダニーさんがステージのMCで話していたヴァイオリン・コンチェルトのアルバム「ELEVEN ELEVEN」ですが、これも大変素晴らしいクラシック・アルバムなので是非買いましょう。

Danny Elfman / Violin Concerto “Eleven Eleven” (amazon)
ダニー・エルフマン: ヴァイオリン協奏曲、ピアノ四重奏曲 (TOWER RECORDS)

「私は自分のことはあまり話さないのですが、今年は我ながらよく頑張ったと思うのでご報告させて下さい」(意訳)…という感じでダニーさんがMCでも説明してましたが、
天才ヴァイオリニスト、サンディ・キャメロンのポテンシャルを最大限に引き出しつつ、純クラシック音楽でありながら、メロディやハーモニーの至る所に「映画音楽で聴くあのダニー・エルフマンらしさ」が現れている、とても面白いアルバムだと思います。アルバム後半に収録のピアノ・カルテットも聴き応えあり。

ワタクシはダニーさんとサンディ・キャメロンさんのお二人にアルバムにサインを頂けたので、いま持っている1枚は保存用にして、鑑賞用にもう1枚購入しようと思っております。

「このアルバムは家宝にしますッ!」と言ったら、サンディさん笑ってたなぁ…。
素敵な笑顔だったのでメロメロです。

バックステージの滞在時間は前回の方が長かったのですが、
今回は短時間でいろいろな出来事がある濃縮されたひとときだったような気がします(そのせいか、ホテルに帰ってからどっと疲れが出ました…)。

何はともあれ、ダニーさんお誕生日おめでとうございます。

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