先日『シーズンズ 2万年の地球旅行』(15)のサントラ盤にライナーノーツを寄稿しました。
この映画、動物さんたちはかわいいし、
映像もキレイだし、
何より繊細かつ流麗な音楽がすごくよかったので、
なかなかいい感じでした。
…映画が始まって50分くらいは。
先日『シーズンズ 2万年の地球旅行』(15)のサントラ盤にライナーノーツを寄稿しました。
この映画、動物さんたちはかわいいし、
映像もキレイだし、
何より繊細かつ流麗な音楽がすごくよかったので、
なかなかいい感じでした。
…映画が始まって50分くらいは。
ヴィレッジ・ヴァンガードを中心にして売れに売れたという、
予告編音楽のコンピレーション・アルバム・シリーズ。
去年はTWO STEPS FROM HELLの日本独自企画盤「レガシー」が発売になりましたが、
今年はTRAILERHEADのベスト盤が新登場でございます。
CDアルバムの一般発売は3/2からみたいですが、
moraやレコチョクではもう配信が始まってるのかな?
http://mora.jp/package/43000070/RBCP-2973/
http://recochoku.jp/album/A1003811852/
ワタクシ今回もアルバムにライナーノーツを書かせて頂きましたので、
ひと足早くランブリング・レコーズさんから完成品を頂くことが出来ました。
独特なジャケットアート(ちょっと恐い感じのアレ)は今回も健在です。
年末年始にちょっと時間があったので、
『グランド・セフト・オート サンアンドレアス』サントラ盤の補完作業をしていました。
前々からやろう、やろうと思っていたのですが、
面倒くさくて放置したままだったんですよね…。
で、まずはクラシック・ロック専門局「K-DST」のサントラを補完しようと思い、
iTunesやCDレンタルを駆使して、
TOTOのHold The Lineやトム・ペティのRunning Down A Dream、
ビリー・アイドルのWhite Weddingなどをせっせとコレクトしていったのですが、
その際にデヴィッド・ボウイのSomebody Up There Likes Meを久々に聴きまして、
改めてこの曲の良さを実感したのでした。
こんな作業をしてマッタリと新年を迎えた矢先に、
デヴィッド・ボウイの訃報を聞くことになるとは…。
男泣き必至の『ロッキー』シリーズ番外編『クリード チャンプを継ぐ男』(15)で、
シルヴェスター・スタローンがゴールデングローブ賞の助演男優賞を受賞しました。
いやー実に嬉しい&めでたいですね。
やはりあの「不屈の男」ロッキー・バルボアが、
老いと病で弱っていく姿は衝撃的だったのでしょう。
それを”あの”スタローンが見事に演じきったという事実と、
映画界での長年の実績が評価された形なのかなーと思います。
ことほどさように近年再評価の動きがあるスタローンではありますが、
80年代後半~90年代の映画界の彼の扱いは本当にヒドかった。
特に”ラジー賞”ことゴールデン・ラズベリー賞の辛辣なこと辛辣なこと。
出演した映画がヒットしようがコケようが、
毎年のように最低主演男優賞に選出され、
監督・脚本を手掛けた作品は当然のように最低監督賞や脚本賞にも選出。
1989年には特別枠の「この10年ワースト主演男優賞」受賞、
1999年には「今世紀最低男優賞」(彼がした全てのこと99.5%に対して)受賞など、
ヒドい仕打ちを受け続けてきたのでした。
2015年最後に劇場で観た映画は『クリード チャンプを継ぐ男』(15)でした。
映画を観る前に「リアルサウンド映画部」というサイトのレビューを読んだのですが、
http://realsound.jp/movie/2015/11/post-477.html
権利関係の問題からだろうか、
本作ではあのビル・コンティの音楽が鳴らない。
(中略)
観る前にそのことを知ると、
おそらく誰もが「ビル・コンティの音楽がない『ロッキー』なんて」と思うだろうが、
それにもかかわらず、ここにはオリジナルに比肩する感動がある。
…と書かれてあって、
ああ、やっぱり監督・脚本がスタローンじゃなくなって、
主役が若い黒人青年(アポロの息子)になると、
音楽もヒップホップ推しになってしまうんだなぁと思ったのですが、
いざ映画本編を観てみたら……