『スイス・アーミー・マン』のサントラが最高すぎて挿入歌”Montage”が頭から離れないという話。

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、ボーイズラブ系異色青春サバイバル映画『スイス・アーミー・マン』(16)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。

この映画、マンチェスター・オーケストラというアメリカのインディー・ロックバンドのミュージシャンが音楽を担当しているのですが、監督のダニエルズから「楽器を使わず声だけで曲を作ってくれ」とリクエストされて、その結果ほぼ全編”声”だけのアカペラ・サウンドのスコアになっているんですね。

字数の都合でライナーノーツに書けなかったネタもあるので、こちらのブログでも『スイス・アーミー・マン』のサントラについていろいろ書かせて頂こうと考えているのですが、現在、別な仕事で作曲家インタビュー(とその翻訳)の真っ最中でございまして…。仕事が落ち着いたらちゃんと書こうと思います。

…というわけで今回は挿入歌の「モンタージュ」についてざっくりと。

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