『青いドレスの女』の劇伴集と歌曲集のサントラ盤を合体させたお話。

先日ブログでご紹介した『青いドレスの女』(95)のエルマー・バーンスタインのスコア盤サントラが手に入りました。

Devil In A Blue Dress: 30th Anniversary Edition<限定盤> – TOWER RECORDS
【輸入盤国内品番】青いドレスの女 <公開30周年記念盤>(サウンドトラック)- amazon

ご参考までに、収録曲はこんな感じ。

SCORE PRESENTATION 39:51

  1. Theme From Devil In A Blue Dress 2:31
  2. Easy At Home 1:06
  3. Coretta 2:38
  4. Albright 1:55
  5. Easy Leaves Jail :54
  6. Dreaming Of Coretta :55
  7. Ambassador Hotel / The Letter 2:07
  8. Dead McGee / Mouse 1:54
  9. To Carter’s 1:11
  10. Leaving Carter’s :46
  11. Drive To Dupree’s :58
  12. Finding The Pictures 1:52
  13. Easy Confronts Daphne 2:21
  14. Malibu Chase 1:28
  15. Drive To Cabin 1:11
  16. Cabin Window 2:08
  17. Albright Is Killed / Joppy Dead 2:01
  18. Daphne And Carter 3:16
  19. Taking Daphne Home 2:21
  20. The End 2:41
  21. End Credits 3:02

ADDITIONAL MUSIC 12:34

  1. Easy At Home (Alternate Version) 1:25
  2. Coretta (Alternate Excerpt) 1:40
  3. Albright (Alternate Version) 1:57
  4. Dead McGee (Alternate Version) 1:06
  5. To Carter’s (Alternate Version) 1:09
  6. Easy Confronts Daphne (Alternate Version) 2:21
  7. Malibu Chase (Alternate Version) 1:16
  8. The End (Alternate Version) 1:28

本編で使った劇伴とボーナストラック的なバージョン違いの劇伴を足して、収録時間は合計52分くらい。昨今の収録時間80分前後の拡張版サントラに比べると控えめな感じですが、この映画に関して言えば既製曲もいろいろ使っていたし、劇伴が全編で鳴っているような感じでもなかったので、まあこんなもんでしょう。

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『コート・スティーリング』はIDLESが挿入歌だけでなく劇伴の演奏も担当していた。

2026年1月9日(金)日本公開の映画『コート・スティーリング』(25)のサントラ盤を買いました。

当初は2025年12月発売予定だったのに、某ショップで「発売日が2月に変更になりました」「発売日が3月31日に変更になりました」と段階的にお知らせメールが来て、「それじゃあサントラが届く頃には劇場公開終わってるよ…」とガックリしていたら、数日前にショップから「本日発送しました」というメールが来て、年内にサントラを入手することができたのでした。

「あの発売日延期のお知らせは何だったんだよ…」と思ったものの、まあ巡り巡って当初の発売日通りのお届けになったので良しとした次第です。

CAUGHT STEALING (THE ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK) – amazon
Caught Stealing (Original Soundtrack) – amazon
Caught Stealing (The Original Motion Picture Soundtrack) – amazon music
Caught Stealing (Original Soundtrack) [Analog] – amazon

Caught Stealing (The Original Motion Picture Soundtrack)<限定生産盤> – TOWER RECORDS
Caught Strealing (The Original Motion Picture Soundtrack) – TOWER RECORDS
Caught Strealing<White Vinyl> – TOWER RECORDS

で、早速開封してみたわけですが、サントラ盤は薄型の紙ジャケ使用で封入冊子(ブックレット)も入っていないローコスト仕様。
ジャケ写は念仏の鉄の仕置シーンのようなレントゲン写真で、内側には物語の騒動の原因となるネコちゃんの写真が。トラックリストは裏面に記載されているのみ。

「これじゃあどれが歌モノでどれが劇伴か分かんないし、誰がどの曲を作曲したか分かんないよ…」というわけで、当方なりにざっくり整理してみるとこんな感じです。

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28年前にやるべきだったこと――『トレインスポッティング』拡張版サントラを自作したお話。

Filmarksの1990年代名作上映「Filmarks 90’s」企画の第13弾で、2026年1月30日から2週間限定で『トレインスポッティング』『ファーゴ』『ユージュアル・サスペクツ』(いずれも1996年)のリバイバル上映があるとか。いや懐かしいですね…。これら全部仙台駅東口の今はなき映画館「シネアート」で観た作品です。

『トレインスポッティング』は当時日本でも大ヒット、ついでにサントラ盤も売れに売れたわけですが、自分も当時東芝EMIから出ていた国内盤サントラを買いました。ブラーやニュー・オーダーを聴くようになったのもこのサントラの影響だったと思います。


Trainspotting Music from the Motion Picture (2016 reissue) – amazon
Trainspotting Music from the Motion Picture (Analog) – TOWER RECORDS

自分はスコア盤(劇伴集)に比べると歌曲集のサントラにあまり思い入れがないので、大学を卒業する頃に聞き飽きてしまってサントラ盤を売ってしまったのでした。
しかしいまの仕事(映画音楽物書き)をするようになってから、「あれは1990年代のサントラ業界を知る資料として重要なアルバムなのではないか?」と思うようになり、結局サントラを買い直したという経緯がございました。「一度売っちゃってごめんな…」と『トレインスポッティング』のサントラに謝った次第です。

閑話休題。

さて熱心なサントラリスナーの方には説明不要ですが、『トレインスポッティング』のサントラ盤は、映画のVHS/LDが発売になるタイミングに合わせて第2弾サントラ(通称”緑盤”)が発売されました。

第2弾サントラ発売の情報は当時もちゃんとキャッチしていたのですが、自分は購入を見送ったのでした。それはなぜかと申しますと、まず収録曲をご覧頂きたい。

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購入してまだ2ヶ月しか経っていないChromebook Plusを復元(リカバリー)する羽目になったお話。

先日HP Chromebook Plus x360 14b-cd0005TUを購入した雑感を綴ったブログで、「初回セットアップ後に再起動を5,6回ほど延々繰り返した」という怪しい挙動について書きましたが、どうやらあれは本体の不具合だったようです。

というのも先頃(11月だったかな)ChromeOS 142安定版へのメジャーアップデートがあった際、再起動後に「問題が発生しました」「デバイスを修復するには、接続されているすべてのデバイスを取り外した後、Escキー、更新キー、電源ボタンを長押しします」という真っ黒な画面が現れて、Chromebookが起動しなくなってしまったのでした。

「デバイスの修復ってなによ? まだ買ってから2ヶ月くらいしか経ってないんだぞ…」と途方に暮れること15分。
最初は腹が立ってメーカー修理を頼もうかと思ったものの、何とか冷静さを取り戻し、「サブ機のChromebookは手元にあるんだから、ものは試しでデバイスの修復(要するに復元)とやらをやってみるか。それでもダメだったらメーカー修理行きということで」と考え直し、Chromebook 生活初のリカバリーを実施することにしました。

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『エターナル・サンシャイン』を観たのはジョン・ブライオンの音楽にハマっている頃だった。

昨日(2025年12月12日)から『エターナル・サンシャイン』(04)のリバイバル上映が始まったそうですね。

先日Xにもチラッと投稿しましたが、当方は2005年の劇場公開当時サントラ盤に音楽解説を書きました。

Eternal Sunshine Of The Spotless Mind Original Soundtrack – amazon music

ただし当初の予定と異なり、ほかの音楽ライターの方がエッセイを寄稿することになったので、当方の原稿の文字数は普段の半分くらいになってしまったのですが。

そういう事態になってしまったとき(当時の自分はまだ若かったので)ちょっと落ち込みましたが、数日冷静になって考え直してみたら「仕事にありつけただけ運が良かった」と思えるようになりました。

当時の自分はまだ駆け出しの映画音楽物書き。
厳格な契約書を書いたわけでもない担当さんとの約束なんて、「この前の話ですけど、別なライターさんにお願いすることになったので。すいません」と”なかったこと”にされる可能性だってあったわけです。
でも担当さんは当方のぶんのライナーノーツの文字数を確保してくれた。
それなら自分は普段より少ない文字数の中で最大限努力して、担当さんの恩義に報いなければならないと思ったのでした。

だから文字数の割には結構頑張って音楽解説を書いたのではないかな、と思います。

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