ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、
“最初のオナラで笑って最後のオナラで泣く”青春サバイバル映画
『スイス・アーミー・マン』(16)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。
以前のブログで映画のスコアについては大体ご紹介したので、
本日は音楽を手掛けたアンディー・ハルとロバート・マクダウェルについて…というか、
彼らのバンド「マンチェスター・オーケストラ」について書かせて頂こうと思います。
amazonから「予定より早く&安く入荷しましたー」という連絡が来て、
先日『ツイン・ピークス』新シーズンのサントラ盤が手元に届きました。
「Twin Peaks – Music from the Limited Event Series」と、
「Twin Peaks – Limited Event Series Original Soundtrack」の2種類。
アルバムの違いを簡単にご説明するならば、
前者はロードハウスに出演したアーティストたちの曲を収めたボーカル曲のコンピ盤、
後者はアンジェロ・バダラメンティのスコアやその他インスト曲を収録したスコア盤という感じです。
ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、
「死体が喋った!あんた信じるか」的ボーイズラブ青春サバイバル映画『スイス・アーミー・マン』(16)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。
前回は挿入歌「モンタージュ」をご紹介しましたが、
今回はアンディー・ハルとロバート・マクダウェルが書き下ろしたオリジナル・スコアを中心にご紹介したいと思います。
ハルとマクダウェルは監督のダニエルズから「楽器を使わず声だけで曲を作ってくれ」とリクエストされて、
その結果ほぼ全編”声”だけのアカペラ・サウンドのスコアになっているという話を前回のブログで書きましたが、
その「声だけスコア」の中にもいろいろな”仕掛け”が施されておりまして、
これらを細かく見ていくと、『スイス・アーミー・マン』の音楽の面白さがぐーんと増してくる。
ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、ボーイズラブ系異色青春サバイバル映画『スイス・アーミー・マン』(16)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。
この映画、マンチェスター・オーケストラというアメリカのインディー・ロックバンドのミュージシャンが音楽を担当しているのですが、監督のダニエルズから「楽器を使わず声だけで曲を作ってくれ」とリクエストされて、その結果ほぼ全編”声”だけのアカペラ・サウンドのスコアになっているんですね。
字数の都合でライナーノーツに書けなかったネタもあるので、こちらのブログでも『スイス・アーミー・マン』のサントラについていろいろ書かせて頂こうと考えているのですが、現在、別な仕事で作曲家インタビュー(とその翻訳)の真っ最中でございまして…。仕事が落ち着いたらちゃんと書こうと思います。
…というわけで今回は挿入歌の「モンタージュ」についてざっくりと。
続きを読む