『ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち』の音楽は生楽器の特殊奏法がポイントです、というお話。

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、
『ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち』(18)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。

音楽はこれが日本で初めてご紹介することになる(と思われる)、
ベルギー出身の作曲家/ピアニストのイヴ・グルメール。
何だか食通っぽいお名前ですが、
極めてインフォメーションの少ないアーティストで、
ベルギー出身というネタを入手するだけでも相当苦労しました。。

で、まぁこういう場合、
出所の定かではない情報を参考にするよりも、
ご本人にお話を伺った方が確かだろうと思いまして、
今回グルメールさんにインタビューを敢行致しました。

ベルギーといえばフランス語圏だよねぇ、
英語で何とかなるかなぁ…と思ったのですが、
お互いに「英語は難しいよね」と言いながら、
実に和やかなムードでインタビューを行うことが出来ました。
(当方の質問に”Good question!”という有難いお言葉も頂きました)

…というわけで、
音楽のコンセプトについてなどの詳しい話は、
サントラ盤をご購入頂いて、
差し込み解説書の拙稿をご覧頂きたいのですが、
それではあまりにも不親切なので、
今回のブログではざっくりした音楽のご紹介と、
文字数の都合で解説書に書けなかったことなどを書きたいと思います。

 

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