土曜日に高橋幸宏氏の還暦記念ライブを見てきました。
今年一年仕事も頑張った（と思う）ので、奮発してプレミアムシートで。
当日のセットリストは以下の通り。
曲順・曲名はヒンツ・ミュージックがUPしていたものに準じてます。
opening – YUKIHIRO SONGS Special Mix
01 世界中が I Love You
02 It’s Gonna Work Out
03 Murdered By The Music
04 Radio Activist
05 Drip Dry Eyes
06 Now and Then
07 Stay Close
08 Still Walking to The Beat
09 My Bright Tomorrow
10 Disposable Love
11 前兆
12 The Price to Pay
13 At Dawn
14 Laika
15 元気ならうれしいね
16 Blue Moon Blue
17 The Words
18 In This Life
intermission – A Stormy Day〜Poisson D’Avril
19 Chronograph
20 Stella
21 Ekot
22 Inevitable
23 Left Bank
24 ちょっとツラインダ
25 １％の関係
26 X’mas Day in The Next Life
27 Glass
28 Something in The Air
29 今日の空
（本編終了）
30 Set Sail
31 Prayer of Gold
32 Sunset
33 Saravah!
普段だったらアンコールの盛り上げ用に持ってくるはずのIt’s Gonna Work OutやMurdered by The Musicを序盤でいきなり演奏し、Stay Closeもかなり前半でやってしまったので、これは一体どうなるのかと思いましたが、今回のアンコールはしっとりと締める構成だったようです。『サラヴァ！』からの２曲で終わるというのが実に泣ける。全部で33曲。バンドメンバーがちょくちょく入れ替わるのとは対照的に、主役の幸宏さんはほとんどぶっ通しで３時間半近く熱唱。タフで頼もしい限りです。
次から次に名曲が飛び出すので、聴いた人それぞれにその人だけのハイライトというか、思い入れの強い１曲があると思うのですが、僕の場合は12曲目のThe Price to Payが印象深いです。なぜかというと、オフクロ様に連れられて初めて観た幸宏さんのライブ（「Wild & Moody」ツアー）で聴いた曲だったから。ワタクシ、当時８歳とかそのぐらい。他にもアルファ時代の音源はどれも思い出深いものばかりなので、本当に感慨深いものがありました。こういう表現はあまり使いたくなのですが、「あの頃はよかったなぁ」と。まだ子供だったけど。それでも、子供なりに「あの頃の音楽の面白さ」が何となく分かっていた気がする。
個人的に嬉しかったのが、久々に矢口博康さんのサックスが聞けた事。幸宏さんがエレクトロニカ路線に移行してからは管楽器がユーフォニアム（またはフリューゲルホーン）になってしまったので、アルファ時代の「サックスが入る幸宏さんの曲」が好きな自分にはちょっと寂しいものがあったのですが、やはり矢口さんのサックスは素晴らしいです。
あとは90年代アコースティック路線の幸宏サウンドを支え続けた、名手・徳武弘文さんの艶のある”ロックな”ギタープレイも絶品。あまり積極的に歌いたがらないスティーヴ・ジャンセンのヴォーカルも聴けたし、最高でした。
ちなみにプレミアムシートのお土産アイテムですが、僕自身はもちろん、オフクロ様がそれ以上に喜んでました。当時、僕を家に留守番させてライブを一人で見に行った頃のものでしたので。遠出がツライお年頃ゆえ、今回のライブに行けなかったオフクロ様も、これで元気になってくれればいいのですが。お土産の中身については、一応このブログでは秘密という事で（たぶん他の人は書いてると思うけど）。
そういえば今回は最後まで座って観られました。ノリノリで立ち上がったりするのもいいけど、スペシャルなライブは座ってじっくり聴くのもいいですね。
