おかげさまで10周年。言うなれば「マリーゴールドミュージック ディケイド」

もうブログタイトルそのまんまなのですが、
おかげさまで弊社も今週で10周年を迎えることが出来ました。

レーベルを起業して最初の5年は長く感じられましたが、
その後の5年はあっという間というか、
忙しく仕事していて「気がついたら10年目になっていた」という感じです。

 

自分は性格的に社長気質というよりマネージャー気質なので、
当初は「レーベルオーナー(代表取締役)なんて務まるのかしら」と思ったし、
「会社興して数年で潰れたらどうしよう」と思ったりもしましたが、
とりあえず今のところ10年は会社を続けることが出来ました。

2011年3月には不可抗力(=震災)で名実ともに会社が潰れるかもしれないという状況にも直面しましたが、
ライナーノーツ執筆の仕事を発注して下さる取引先の皆さまや、
弊社でリリースしているアルバムを買って下さるお客様のおかげで、
このように現在もレーベル業務と物書きの仕事を続けさせて頂いております。
この場を借りて改めてお礼申し上げます。

震災の年の夏に「これをあげるから元気を出しなさい」とダニー・エルフマンさんが送ってくれた『ミッドナイト・ラン』のアナログ盤。
同じく震災の年にタイラー・ベイツさんが送ってくれた『300』のデラックス盤と『ウォッチメン』のシングルボックスセット。
アナログ盤のシングルボックスセットです。

…というわけで経営上ツラかったのは前述の東日本大震災の時期ぐらいでして、
それ以外は割といい思いをさせて頂いております。
ハリウッドの映画音楽家の方々にインタビューもさせて頂いているし、
その中でもマイケル・ダナ&ジェフ・ダナ兄弟とはアルバムリリース契約もさせてもらえたし、
ダニー・エルフマンとは3年連続で来日公演の時にお会い出来たし、
それらの貴重な体験を仕事(主にライナーノーツ執筆)で還元させて頂いているので、
東北のちっぽけなレーベルの代表取締役の割には健闘している方ではないかなと。
チャーリー・デシャントおじさまとエリオット・ルイスさんと仲良くなったので、
ホール&オーツの日本公演でバックステージに招待してもらえたりもしましたし。

『ライフ・オブ・パイ』でアカデミー賞最優秀作曲賞を受賞した年にマイケル・ダナさんが送ってくれたポスター。

これといって今後の目標のようなものはないのですが、
気力と体力が続く限り今の仕事を続けていきたいと思いますし、
今後も真摯な姿勢で仕事に取り組んでいきたいと思っております。

「通りすがりの映画音楽ライターだ、覚えておけ!」
(↑『仮面ライダー ディケイド』風に)

 

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