『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』のジョン・ウィリアムズは音楽で”夢”を描くの巻

BFG_JP

エイベックス&ウォルト・ディズニー・ジャパン様からのご依頼で、
『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』(16)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。

音楽はみんな大好き巨匠ジョン・ウィリアムズ。
ウィリアムズの健康上の理由もあり、
スピルバーグの前作『ブリッジ・オブ・スパイ』(15)の音楽はトーマス・ニューマンでしたが、
本作でスピルバーグ×ウィリアムズのコンビが復活しました。
御年84歳ともなると、いろいろ心配してしまいますからね。。
YouTubeで『BFG』のレコーディング風景を見ましたが、
ウィリアムズがお元気そうだったので安心しました。

 

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在りし日のアントン・イェルチンを偲んで『Like Crazy』のサントラ盤を聴く

likecrazyscore

Stars of the Lidのアダム・ウィルツィーとダスティン・オハロランのユニット、
A Winged Victory for the Sullenの来日公演が10月27日にあるそうで。

 

ワタクシも彼らのコンサートを見てみたいとは思うのですが、
10月はプライマル・スクリームとダニー・エルフマンのハロウィーン・コンサートに行くことにしているので、
その次の週もまた東京に行けるかどうか、
なかなか微妙なところであります。。

まぁそんなわけで今回はひとつダスティン・オハロランのトピックでもと思ったので、
『Like Crazy』(11)のスコア盤について書かせて頂きます。
『今日、キミに会えたら』という邦題がついてますが、
原題のほうが個人的に好みなので『Like Crazy』で統一させて頂きます。

 

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シンフォニックでグルーヴィー。ブライアン・タイラーが『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』で目指した曲作りとは?

now you see me 2

先日の『キング・オブ・エジプト』に続いて、
ランブリング・レコーズ様からのご依頼で『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』(16)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。
音楽は売れっ子&イケメン映画音楽家のブライアン・タイラー。

1作目の『グランド・イリュージョン』(13)は映画もヒットしたし音楽の評価も高かったのに、
サントラはダウンロード形式のみ、しかも日本のストアでは取り扱いなしという仕様だったので、
日本のタイラーファンは激しく落胆したわけですが(自分だけか?)、
今回は無事CDアルバム形式で発売されることになりました。

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『キング・オブ・エジプト』は映像も音楽もゴージャスだぜ!!!の巻

gods of egypt

先頃ランブリング・レコーズ様のご依頼で、
『キング・オブ・エジプト』(16)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。
音楽を手掛けたのは売れっ子作曲家のマルコ・ベルトラミ氏。

ワタクシ、マルコさんのサントラは過去に何度かライナーノーツを担当させて頂いておりまして、
(『アイ,ロボット』(04)、『フライト・オブ・フェニックス』(04)、『ダイ・ハード4.0』(07)、『スパイ・レジェンド』(14)の計4回)
時々ご本人にもインタビューしたりなんかもして、
ワタクシが駆け出しの物書きの頃からお世話になっているのでした。

今回は原稿の締切まで比較的日数の余裕があったので、
久々にご本人に直接お話を伺うことが出来ました(いわゆる独占インタビュー)。
マルコさんにコンタクトを取った時の第一声(?)が、

「おお、久しぶり!元気だった?」
「『キング・オブ・エジプト』の音楽解説書くの?そりゃよかったじゃないか!」

…みたいな感じだったのはちょっと嬉しかったですね~。

というわけで『キング・オブ・エジプト』の詳細な音楽解説については、
マルコさん本人のコメントが載った国内盤ライナーノーツを読んで頂きたいと思いますので、
ここでは音楽の概要や、
字数の都合で原稿に書けなかったこと、
ライナーノーツには使えないなーと思ったボツネタなどを書かせて頂きたいと思います。

 

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アイルランドとアメリカ、2つの国の間で絶妙なバランスを保つ『ブルックリン』の音楽。

brooklyn

移民女子のメロドラマ『ブルックリン』(15)を先日やっと観てきました。
いやーシアーシャ・ローナンお綺麗ですねぇぇぇ。
眼差しだけでも喜びや悲しみを全て表現出来てしまう演技力も素晴らしい。

演技力といえば、『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』(12)で検事補のボンクラ息子を好演していたエモリー・コーエンが、
今回は全くタイプの異なる純朴なイタリア移民青年のトニー役を演じておりまして、
この人も若いのになかなかの演技派だなーと思った次第です。

エイリシュが会社設立を夢見る配管工のトニーを選ぶか、
何だか資産もありそうなアイルランドのマジメ青年ジム(ドーナル・グリーソン)を選ぶか、
結構ハラハラして観てしまいました。
(ちなみに自分はトニーに共感したタイプ)

ワタクシ『ブルックリン』は映画本編を観る前にサントラを買って聴いておりました。
なぜならこの映画の音楽を手掛けたマイケル・ブルックというアーティストに以前から興味があったからです。

 

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