『ボストン ストロング』サントラ盤ライナーノーツでマイケル・ブルックにインタビューしました。

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、
『ボストン ストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~』(17)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。

こちらのサントラはアメリカ本国ではダウンロード形式のみのリリースでございまして、
CDアルバムでのリリースは日本だけということになります。
去年の『gifted / ギフテッド』(17)と同じですね。

で、普通のレコード会社だったら、
「本国でCDリリースされてないなら、わざわざ日本でCDアルバムで出すことないよねー」という感じで発売を見送られるケースも多いのですが、
今回もランブリング・レコーズさんはあえてCDアルバム形態でリリースして下さったわけです。

さすがランブリング・レコーズ!
ほかのレコード会社にできない事を平然とやってのけるッ
そこにシビれる!あこがれるゥ!(2回目)

…というわけでワタクシもライナーノーツ執筆の機会を頂いた以上、
その心意気に答えなければならんだろうと思い、
作曲家のマイケル・ブルックにインタビューを敢行したのでありました。
というかワタクシはブルックさんの音楽が以前から大好きだったので、いつかご本人に取材してみたいと思っていたんですよね…。

 

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『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』のエンディングテーマ”A Million On My Soul”と”I Feel Everything”の歌詞

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、
『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』(17)サントラ盤のライナーノーツを書かせて頂きました。

サントラ盤はCD2枚組仕様で、
ディスク1にアレクサンドル・デスプラのオリジナル・スコアを23曲、
ディスク2に映画本編で使用された歌モノを9曲(うち1曲はミックス違い)を収録しています。

既に当方のブログでディスク1ディスク2も紹介済みなのですが、
サントラの宣伝も兼ねてもう少し何か書くことがあるだろうと思ったので、
エンディングテーマの歌詞をご紹介させて頂きます。

 

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『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』の劇中で使われたボーカル曲をざっくり紹介してみる(サントラ盤ディスク2の紹介)

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、
『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』(17)サントラ盤のライナーノーツを書かせて頂きました。

サントラ盤はCD2枚組仕様で、
ディスク1にアレクサンドル・デスプラのオリジナル・スコアを23曲、
ディスク2に映画本編で使用された歌モノを9曲(うち1曲はミックス違い)を収録しています。

前回デスプラさんのスコアをざっくり紹介したので、
今回はディスク2のボーカル曲をざざーっとご紹介致します。

 

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『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』のサントラでアレクサンドル・デスプラの絶品フルオケ・スコアを楽しむ(サントラ盤ディスク1の紹介)

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、
『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』(17)サントラ盤のライナーノーツを書かせて頂きました。

サントラ盤はCD2枚組仕様で、
ディスク1にアレクサンドル・デスプラのオリジナル・スコアを23曲、
ディスク2に映画本編で使用された歌モノを9曲(うち1曲はミックス違い)を収録しています。

サントラ盤封入のライナーノーツでは文字数の都合で書けなかったこともいくつかあるので、
そのあたりのネタについては当方のブログで補足させて頂こうかなと思います。

…というわけで、まず今回はディスク1のデスプラさんのスコアについて。

 

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スリルと興奮が加速する! 『トレイン・ミッション』の音楽は反復サウンドに要注目というお話。

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、『トレイン・ミッション』(18)サントラ盤のライナーノーツを書かせて頂きました。

『トレイン・ミッション』オリジナル・サウンドトラック – amazon

当方は以前『アンノウン』(11)『フライト・ゲーム』(14)のライナーノーツも書かせて頂いたので、
またジャウマ・コレット=セラ×リーアム・ニーソンのタッグ作品のサントラの仕事が出来て嬉しかったです。
しかも音楽担当が『オールド・ボーイ』(13)のロケ・バニョスということで、これまた以前ライナーノーツを書かせて頂いた作曲家で嬉しさ倍増でございました。

ところで「『アンノウン』も『フライト・ゲーム』もジョン・オットマンだったのに、何で今回はロケ・バニョスなの?」…と思われる方も多いのではないでしょうか。

その理由は二つほどありまして、まず今回はプロデュースがジョエル・シルバーではないから(オットマンは『ゴシカ』(03)や『キスキス,バンバン』(05)、『インベージョン』(07)などシルバープロデュース作品の常連作曲家でもあります)。
そして『トレイン・ミッション』は英国で撮影しているので、ヨーロッパを拠点に活動している作曲家のほうが製作にあたって何かと都合がいいという事情もあったのだと思います(バニョスはコレット=セラと同じスペイン系)。

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