渋さが増したピアース・ブロスナンにふさわしい音楽とは?→その答えは『スパイ・レジェンド』のサントラ盤にある…と思う。

the november man

さて今回は『スパイ・レジェンド』(14)の音楽についてのお話です。
オリジナル・スコア作曲は『ワールド・ウォー Z』(13)のマルコ・ベルトラミ。

ここ数年のロジャー・ドナルドソン監督作品は、『世界最速のインディアン』(05)、『バンク・ジョブ』(08)、『ハングリー・ラビット』(11)など、ベテランのJ・ピーター・ロビンソンが音楽を担当していたので、今回もロビンソンになるんだろうなーと当初思っておりました。
ところが本作の製作総指揮を兼任するブロスナンの提案で、ベルトラミを起用することになったらしいです(この辺の事情は日本版サントラのライナーノーツに書かせて頂きました)。

まぁ恐らくロビンソンが音楽担当だったら、正直サントラ盤がリリースになったかどうかも怪しかったので、こうしてサントラがCDアルバムリリースになったのも、ベルトラミのネームバリューあってのものだったではないかと。

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佳作アクション映画『スパイ・レジェンド』の半分はロジャー・ドナルドソン監督の職人技で出来てます。

novemberman08

映画のプロモーションか何かのインタビューで、
「ジェームズ・ボンドとピーター・デヴェローが対決したらどっちが強いですか?」
と聞かれたピアース・ブロスナンは、
「そりゃデヴェローだよキミ!彼は極めて破壊的な人間だからね!」と即答したそうです。
ピアース・ブロスナン、どうやら本気らしい。

というわけで、
5代目ボンド俳優のブロスナンが久々にスパイを演じて、
なおかつ製作総指揮も兼任しているアクション映画『スパイ・レジェンド』(14)のお話です。
先ほど出てきたピーター・デヴェローというのは、
本作でブロスナンが演じる主人公の名前。
元CIAの凄腕エージェントです。

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『イコライザー』のサントラ盤にクライマックスのあの曲を補完しよう!というお話。

the equalizer

デンゼル・ワシントンが演じる仕置人、ロバート・マッコールの活躍が痛快な『イコライザー』(14)。
サントラ盤もなかなか売れているそうで、お買い上げありがとうございます。日本盤向けにメッセージを寄せてくれたハリー・グレッグソン=ウィリアムズも喜んでいると思います。

The Equalizer (Original Motion Picture Soundtrack) – amazon music

サントラ盤にはハリーさんのクールな劇伴が収録されているわけですが、映画を観た方で「クライマックスのあの曲が入ってないぞ?」と思った方も多いのではないでしょうか。
というわけで、本日はクライマックスのホームセンターでの激闘シーンで流れたあの曲のお話です。

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新年のごあいさつ&2014年 個人的に印象に残ったサントラ盤7選

jack ryan

新年あけましておめでとうございます。
大晦日は『ゲームセンターCX』を延々見ながら、
HGUC ジェガンJ型を作っていたら年が明けました。
今は『ゲームセンターCX』のクレイジー・クライマーの回を見ています。

さて映画音楽物書きである以上、
何か2014年を総括するようなサントラネタを書こうと思ったのですが、
フツーに「2014年のサントラトップ10」とかやってもツマラナイので、
個人的に印象に残った作品を挙げていきたいなーと思います。

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コピーコントロールCDにサヨウナラ!今度の『24 -TWENTY FOUR-』サントラ盤はDSDリマスタリング仕様です!の巻

24

タイトルが長くてスイマセン。
でもそういうことなんです。

ランブリング・レコーズさんの熱血企画「サウンドトラック傑作選50」では、
映画のサントラ盤だけでなく、
TVシリーズのサントラ盤もラインナップに加わっているのですが、
今から約10年前にリリースされた『24 -TWENTY FOUR-』のサントラ盤も再発されることになりました。

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