エレクトリック・ミスト 霧の捜査線(In The Electric Mist):映画について

トミー・リー・ジョーンズ主演の激シブ・ハードボイルド映画をDVDにて鑑賞。

ジェイムズ・リー・バーク原作のデイヴ・ロビショー・シリーズ第6作「In the Electronic Mist with Confederate Dead」を映画化した作品です。

ちなみにデイヴ・ロビショー・シリーズは、第2作「天国の囚人」が『ヘブンズ・プリズナー』のタイトルで1996年に映画化されてます(主演はアレック・ボールドウィン)。フィル・ジョアノー監督のクールな演出がなかなかカッコイイ作品でした。それにしても、ボールドウィンが演じた役をジョーンズが引き継ぐとは、ロビショーも15年で随分枯れちゃったなぁ、という感じ。まぁ似合ってますけどね。ジョーンズのロビショーも。

今回の『エレクトリック・ミスト』は、ロビショーが若い女性を狙った連続殺人事件を追ううちに、自分が40年前に目撃したある殺人事件の記憶が蘇り、2つの事件が同時進行していくというストーリー。養女のアラフェアや使用人のバティストなど、原作でおなじみのキャラが登場しているのが嬉しい。アラフェアを養女に迎えたいきさつも語られていて、きちんと『ヘブンズ・プリズナー』との関連づけがなされています。

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