若手作曲家ニコラス・ブリテルが『ムーンライト』で描いた「ピアノとヴァイオリンのポエム」

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、
『ムーンライト』(16)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。

そして文字数の関係でライナーノーツに書けなかったこともいくつあったので、
それを弊社のブログで補完させて頂きます、
…ということを以前のブログでお話ししたのでした。

前回はワタクシのニコラス・ブリテルの音楽への飽くなき好奇心について書かせて頂いたので、
今回は『ムーンライト』の音楽の概要をざっくりご紹介させて頂きます。

 

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『ムーンライト』の音楽で注目度UP!ニコラス・ブリテルのサントラをいろいろ聴いてみようの巻

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、『ムーンライト』(16)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。

文字数の関係でライナーノーツに書けなかったことも少々あったので、それを弊社のブログで補完させて頂きます、…ということを以前のブログでお話ししたのでした。

さて何から書き始めたものかと考えたのですが、まずはニコラス・ブリテルという音楽家をもう少し詳しくご紹介させて頂こうと思います。

 

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エレクトロニカ/シンセ・ポップ好きなら押さえておきたい『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』のサントラ

東京都内での劇場公開から遅れること数ヶ月、先日やっと『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』(16)を観ることが出来ました。

オリジナル・スコアの作曲はロブ・シモンセン。
ワタクシは以前『二ツ星の料理人』(15)のスコア盤にライナーノーツを書かせて頂きましたが、もともとシモンセンの音楽には以前から関心がございまして、今回も映画を観るより先にamazonでアルバムを試聴したところ、音楽があまりにもカッコよかったので、試聴した次の瞬間にはサントラをダウンロード購入しておりました(CDリリースされなかったのでデジタルダウンロードで購入)。

Nerve (Original Motion Picture Soundtrack) – amazon mp3

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一筆啓上 悪魔が見えた -『ネオン・デーモン』音楽雑感-

先週末、チネ・ラヴィータで『ネオン・デーモン』(16)を観てきました。

仕事が立て込んでいてなかなか観に行く機会がなく、
劇場で観るのを半ば諦めていたのですが、
何とか時間を作って最終日の上映を観てきた次第です。

ソフト化されてから自宅で観てもよかったのですが、
やはりレフン監督のあの独特な色使いの映像を大画面で観つつ、
クリフ・マルティネスの音楽を”気持ち大きめ”の音量で聴く快感は捨てがたいわけで。

関連記事
クリフ・マルティネスの音楽が好きすぎて、『ネオン・デーモン』本編への期待値が上がってしまう人のお話

 

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試写で『ムーンライト』を観て参りました。

先日、お仕事で『ムーンライト』(16)のマスコミ試写に行ってきました。

開始時間の1時間前に会場入りしたにもかかわらず、
既に行列ができてまして、
試写室の普通の座席は関係者予約でいっぱいだったので、
追加で用意されたパイプ椅子に座るという状況でした。。

パイプ椅子での映画鑑賞は腰にキて正直かなりキツかったのですが、
そんなことがどうでもよくなるほど映画本編は見事なクオリティでした

 

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