謹賀新年/昨年末にツイートした2017年映画音楽ベスト10の理由をご説明致します。

新年あけましておめでとうございます。

昨年は弊社(MYレーベル)10周年、
ワタクシ個人としては映画音楽ライター生活ほぼ15周年の節目の年だったのですが、
おかげさまで平穏無事に、
なおかつ有意義な年を過ごすことが出来ました。

本年も様々なサントラ盤、
様々な映画音楽家の方々をご紹介していければと思います。
本年も何卒よろしくお願い致します。

なおワタクシの簡単なプロフィールについては、
ブログのこちらのページをご覧頂ければと思います。

…というわけで新年一発目のブログで何を書こうかと思ったのですが、
大晦日に「2017年映画音楽ベスト10」のハッシュタグでツイートを投稿したので、
「なぜこのようなチョイスになったのか?」という理由をざっくりご説明させて頂きたいと思います。

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『セブン・シスターズ』のサントラ盤をよりマニアックに味わい尽くすための小ネタなど

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、異色SFスリラー『セブン・シスターズ』(17)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。

前回のブログで音楽の概要についてざっくりとご紹介させて頂きましたが、サントラを隅から隅まで味わい尽くしてみましょうかということで、マニアックすぎてライナーノーツでは需要がなさそうだったネタを書かせて頂きたいと思います。

 

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『セブン・シスターズ』は映画本編も音楽も予想以上によく出来てました、という話。

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、ノオミ・ラパス七変化(正確には七変化+1の八変化か?)ディストピアSFスリラー、『セブン・シスターズ』(16)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。

こちらの作品は本国(というかアメリカ)ではダウンロード版のみのリリースで、ワタクシがお仕事の依頼を頂いた時点では、日本での劇場公開も新宿シネマカリテしか決まっていなかったのですね。
なので「ランブリングさんもなかなかチャレンジ精神旺盛な作品リリースをなさるんだなぁ」と思った次第でして。

で、いざ内覧試写で映画を拝見させて頂いたら、「ノオミ・ラパスは残機7で超管理社会を生き抜けるか?」という一種のアクションゲーム的な世界観がツボにハマりまして、予想以上に面白い作品でした。
さらに音楽もかなり良く出来ていて、「あー、このサントラの仕事に当たってよかったなぁぁぁ」と嬉しくなってしまったのでした。

 

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