エイベックス様からのご依頼で、
『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(17)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂いたわけですが、
映画も大ヒット上映中だし、
もう少し『パイレーツ・オブ・カリビアン』の音楽について何か書いてみようかなと思ったのでまた書きます。
今回は字数の都合でライナーノーツに書けなかったネタ、
追加音楽(=Additional Music)を担当してきた作曲家を振り返ってみようかなと。
エイベックス様からのご依頼で、
『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(17)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂いたわけですが、
映画も大ヒット上映中だし、
もう少し『パイレーツ・オブ・カリビアン』の音楽について何か書いてみようかなと思ったのでまた書きます。
今回は字数の都合でライナーノーツに書けなかったネタ、
追加音楽(=Additional Music)を担当してきた作曲家を振り返ってみようかなと。
ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、
予告編音楽のコンピレーションアルバム『Directors Cuts – EXTREMELY EPIC!』にライナーノーツを書かせて頂きました。
それにしてもランブリングさんはImmediate Musicの「Trailerhead」シリーズに始まって、
Two Steps From Hellにロバート・エトール氏のミュージック・ライブラリー「Q-Factory」の日本独自編集盤、
そして本盤…と予告編音楽の名盤を次から次へと繰り出して参りますねー。
ワタクシ的には長年「映画サントラといえばランブリング・レコーズ」という認識だったのですが、
今やそれに加えて「予告編音楽のコンピ盤といえばランブリング・レコーズ」というブランドイメージ(?)が加わった感じです。
オリジナルのフランス映画『すべて彼女のために (Pour Elle)』(08)が上映時間96分なのに対して、リメイク版の『スリーデイズ』(10)は134分。
この時点で何だか嫌な予感はしたのですが、本編を観てみたら、やっぱりこれはオリジナル版の方がよく出来てるなー、という印象でした。
シネフィル・イマジカで放送していたサンドラ・ブロックの『シャッフル』(07)を何となく見てみた。
うーーん、重い映画だった・・・。
夫の訃報を聞いた妻のリンダ(サンドラ)が、夫が自動車事故に遭う前後の日を行ったり来たり(←ここが”シャッフル”たる所以)しながら、何とかして”最悪の結末”を回避させようと奮闘するミステリー映画。『バタフライ・エフェクト』(04)系の内容かと思ったら、映画で描かれるテーマはあれよりもっと重かった。ハリウッド映画的な予定調和のエンディングにもならないし。
何というかまぁ、劇場公開時に中コケしてしまった作品ですし、TVシリーズが大好きだったファン(筆者含む)からすると何だかイマイチな感が拭えなかった劇場版『マイアミ・バイス』(06)ですが、さすが音楽マニアのマイケル・マンというか、音楽の選曲センスはなかなかだったのではないかと。
サントラ盤収録曲もなかなかのラインアップではあるのですが、映画の印象的なシーンで流れたあの曲が入ってない! ・・・という事で、コアなマン・マニアの方(筆者含む)はiTunesやCDレンタルなどを活用して「完全盤」を作ってみるのもオツなものではないでしょうか。ちょうど夏に聴きたくなるようなアルバムですので。