トム・ホルケンボルフの音楽で「銃夢」の実写映画が観られるという幸せ――『アリータ:バトル・エンジェル』

花粉症で体調最悪な中、
先日『アリータ:バトル・エンジェル』(19)を観てきたのですが、
当方の想像以上によく出来ていて面白かったです。

ワタクシが『銃夢』の世界に触れるのは、
たぶんプレイステーションの『銃夢 ~火星の記憶~』以来。
久々に「パンツァークンスト」という言葉を聞いて懐かし嬉しくなりました。

今回の実写版の「パッチリおめめビジュアル」についても、
映画開始数分で全く気にならなくなりました。
…というか、「限りなく人間に近い造形のサイボーグ」ならあれで全く問題なしだろうと。
実写版アリータの愛おしさは、
止め絵のビジュアルでは十分伝わらないところがありますね。
実写で動いているガリィさん(=アリータ)を観て初めてあの魅力が分かるというか。

スコアの作曲はジャンキーXLことトム・ホルケンボルフ。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(15)、
『トゥームレイダー ファースト・ミッション』(18)、
『移動都市/モータル・エンジン』(19)など、
近年すっかり「戦う女性のアクション映画音楽といえばこの人」みたいな感じになってます。

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「<聴くシネマ名作選>サウンドトラック1000」で5タイトルのライナーノーツを書かせて頂きました。

先日ちょろっとtwitterでもお知らせ致しましたが、
ソニー・ミュージック ジャパン様からのご依頼で、
旧作サントラ全50タイトル・低価格リイシュー企画「<聴くシネマ名作選>サウンドトラック1000」にて5タイトルのライナーノーツを書かせて頂きました。

まずワタクシが担当させて頂いた映画のタイトルだけざざーっとご紹介すると、

『アルマゲドン』(スコア盤)
『インデペンデンス・デイ』
『パシフィック・リム』
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『トゥルーライズ』

…の5タイトルでございました。

 

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『デッドプール2』のサントラはなぜスコア盤にも「ペアレンタル・アドバイザリー」マークが印刷されているのか


『デッドプール2』(18)は前作に引き続き日本盤サントラがリリースされると聞き、
「デップー続編の音楽ってタイラー・ベイツさんでしょ?あーあ、ライナーノーツを書きたかったなぁ…」と思ったのですが、
よく調べてみたら日本盤がリリースになるのはソング・コンピレーション盤のほうで、スコア盤は輸入盤のみらしい、ということが分かりました。
(前作は1枚のアルバムにスコアと歌モノの両方が収録されてたのですが)

このジャケットがソング・コンピレーション盤。

ライナーノーツが書けなかったというよりも、
そもそもスコア盤が日本盤として出なかったわけで、
何だかホッとしたような、
でもスコア盤の不遇な扱いが悲しいような、
複雑な心境になってしまいました。

もっとも、ワタクシはベイツさんの『リミット・オブ・アサシン』(17)のサントラ盤ライナーノーツを書かせて頂いたので、まぁいいかという感じではありますが。

さて『デップー2』のサントラ盤に話を戻しますと、
スコア盤のジャケ写を見たら、
インスト曲だけのはずなのに「PARENTAL ADVISORY: EXPLICIT CONTENT」の警告マークが印刷されてまして、
「スコア盤にも何かヤバい歌詞のヒップホップとかロックの歌モノが入ってるのかな?」と思ったのですが、そうじゃなかった。

 

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『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』デラックス・エディションのサントラ盤

batman v superman

先日twitterでもちょろっと書きましたが、
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(16)のサントラ盤を買いました。
2,000円前後でデラックス・エディションが買えるなら、
そりゃあこっちを選ぶよねーということで、
CD2枚組のデラックス・エディション(輸入盤)を迷わず購入しました。

dawn of justice02

デラックス・エディションはデジパック仕様で、
ジャケット内側やバックインレイにメインキャラの写真が。
バットマン、レックス・ルーサー、
ワンダー・ウーマン、スーパーマンのキービジュアルが、
それぞれのロゴマークつきで紹介されてます。

 

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ワタクシが選ぶ2015年のごく私的ベスト・フィルムスコア10選

shaun the sheep

ワタクシはレーベル業と並行して映画音楽解説も生業としておりますので、
先日のFilm Music Magazineのように、
今年のベスト・フィルムスコアを10タイトルと、
注目すべきニューカマーの作曲家を選出してみました。

なお「日本で今年劇場公開(もしくはDVD/ブルーレイリリース)になった作品」が対象なので、
中には製作年が2015年以前の映画もありますが、その点はご了承下さい。

 

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