『バーバラと心の巨人』の劇中で流れる挿入歌2曲の歌詞を調べてみた。

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、
『バーバラと心の巨人』(17)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。
音楽は『レッドタートル ある島の物語』(16)のローラン・ペレス・デル・マール。

前回のブログでスコアについては大体ご紹介してしまったので、
今回は挿入歌について書かせて頂こうかなと思います。

 

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『バーバラと心の巨人』の音楽は、3つのテーマ曲でウサ耳少女の複雑な内面を描き出す。

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、
『バーバラと心の巨人』(17)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。
音楽はフランスで活躍するローラン・ペレス・デル・マール。

サントラリスナーでもあまり聞いたことのない作曲家ではありますが、
スタジオジブリが製作した海外アニメ映画『レッドタートル ある島の物語』(16)の音楽を担当した人と言えば、
「あ-、あの人ね!」と思って頂ける…かもしれません。

 

『レッドタートル』は全編セリフなし、
映像と音楽・効果音で物語が進行する映画だったので、
かなり音楽が印象に残る作品だったわけですが、
今回の『バーバラと心の巨人』のスコアも、
『レッドタートル』の雰囲気に近いメロディアスなオーケストラ・スコアに仕上がっています。
時折挿入されるチェレスタやマリンバの音色も、
少女っぽさを感じさせてよいアクセントになっていると思います。

 

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毎年恒例のマイケル・ダナ&ジェフ・ダナ兄弟との近況報告

弊社で「ケルティック・ロマンス」を発売する数年前から、
ワタクシ毎年9月になるとマイケル・ダナさんと近況報告をするような感じになりまして。

普段だとお互い「こんな仕事したよー」とか「ケルロマがこのぐらい売れましたよー」というような話をするのですが、
今年はマイケルさんとジェフ・ダナさんがエミー賞とアニー賞の音楽部門にノミネートされたので、
なかなかめでたいムードの近況報告タイムでした。

アニメ『The Breadwinner(邦題:生きのびるために)』(17)の方はもうアニー賞の結果が出ていて、
まあ今年は『リメンバー・ミー』(17)が強すぎて残念ながら受賞はならずだったのですが、
ワタクシが彼らとやり取りした日は、まだエミー賞の受賞結果が出ていなかったんですよね。

で、彼らは『またの名をグレイス(Alias Grace)』で作曲賞リミテッドシリーズ/テレビ映画/スペシャル部門にノミネートされていて、
マイケルさんはさらに『ラスト・タイクーン』でメインタイトル・テーマ音楽賞にもノミネートされていたのでした。

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美しい音楽が悲痛さと残酷さを際立たせる、映画『追想』のオリジナルスコアとクラシック音楽

先日、映画『追想』(17)を観てきました。

ワタクシ以前『つぐない』(07)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂いたこともありまして、
イアン・マキューアンの映画化作品に興味があったし、
ダン・ジョーンズの音楽にも興味があったので、
せっかくだから劇場で映像と音楽を楽しもうと思ったわけです。

いやそれにしてもキツい映画でした…。

ドミニク・クック監督の舞台劇を思わせる演出も見事だし、
シアーシャ・ローナンとビリー・ハウルの演技にも見入ってしまう。
クラシック音楽とロックとダン・ジョーンズのスコアの使い方もお見事でした。

「夢にまで見た愛する人との初夜の瞬間を迎えたのに、思うようにコトが進まず焦るエドワード」というシチュエーションは悲喜劇にも似たテイストさえ感じさせたのですが、
『蚤取り侍』(18)で寺島しのぶさんが発した「このヘタクソが!」にも通じる強烈なひと言を新妻フローレンスから発せられた瞬間、一気にキッツイ物語になっていきました…。
男としての存在意義をを真っ向から否定された残酷な言葉でしたねアレは…。

悪い意味で人生が一変する瞬間とは、
こうも突然に、しかも呆気なく訪れるものなのか…などと、
映画を観終わって帰宅する途中で考え込んでしまったワタクシでありました。

さて肝心の音楽についてですが、
『追想(On Chesil Beach)』のサントラは輸入盤のみのリリース。
しかしパンフレットに作曲家とバイオリン奏者のエスター・ユーのインタビュー、
音楽についても言及しているドミニク・クック監督のインタビューが載っているので、
国内盤の差し込み解説書くらい充実した音楽の情報を読むことができます。

音楽コラムも充実のパンフレットでした。

 

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『プーと大人になった僕』の音楽を手掛けたジェフ・ザネリへのインタビュー記事がuDiscoverMusicJPに載ってます。

ウォルト・ディズニー・ジャパン様からのご依頼で、
『プーと大人になった僕』(18)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。
音楽はジェフ・ザネリとジョン・ブライオン。

前回前々回でサントラ盤についてはほぼ語り尽くしてしまったのですが、
本日は『プーと大人になった僕』関連でお知らせです。

ワタクシがザネリさんにインタビューした記事が、
ユニバーサルミュージックの音楽キュレーションサイト「uDiscoverMusicJP」に載ってます。

ディズニー最新作 『プーと大人になった僕 オリジナル・サウンドトラック』ジェフ・ザネリのインタビューを公開
https://www.udiscovermusic.jp/columns/disney-pooh-and-boku-interview

 

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