YES! YES! YES!

WWEでダニエル・ブライアン(=ブライアン・ダニエルソン)がいい味を出している今日この頃。

かなりの技巧派・試合巧者ながら、その見た目の地味さ(老け顔だしね…)からマイケル・コールに「オタク(Nerd)」などと呼ばれているブライアンですが、最近は自ら「ビーガン(Vegan)」を名乗るようになってきた。

ビーガンというのは、ブライアン本人も言っているように肉を一切食わない菜食主義者の事なわけですが、ベジタリアンと違うのは、ビーガンは「純粋菜食者・完全菜食主義者」だという点。肉や魚はもちろん、乳製品や卵もNGという、文字通り徹底した”完全”菜食主義者なんですね。2009年頃から実践しているらしい。

WWEのスパスタの食生活は「炭水化物NG、栄養源はもっぱら肉(脂身の少ないもの)」というのが基本だし、試合を見に来るお客さんはハンバーガーとかホットドッグとかバーベキューとか動物性油脂の揚げ物などを日常的に食っている人ばかりなので、ブライアンに「俺はビーガンだ!お前らも肉なんか食うな!」とか「屠殺場で何が行われているか知ってるか!」なんて言われたら、そりゃもうブーイングの嵐が巻き起こるわけです。ヒールターンにちょうどよさそうなネタと言えるでしょう。

以前CMパンクがヒールだった頃に「ストレート・エッジ」を標榜して禁酒・禁煙・禁ドラッグを説いてましたが、ノリ的にはあれと同じ。

しかしまぁ、ブライアンは小柄だからビーガンでも何とかなりそうですが、何を栄養源にしているのか本気で気になります。タンパク源が大豆だとすると、やっぱ主食は観客がブーイングでチャントしてた”豆腐”なんでしょうか。

それはそうと、遂に沈黙を破ったジェリコさんですが、復帰後の謎の行動の言い分は、やっぱり「オレが一番」といういつものパターンでした(笑)。

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