こういう形でオリジナルの”O-O-H Child”が聴けるとは思わなかった…の巻

awesome mix vol1

近日中に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(14)を観る予定なので、
予習のためサントラ盤を先に購入。
ワタクシは歌モノだけでなくタイラー・ベイツのオリジナル・スコアにも興味があるので、
CD2枚組の「Guardian of The Galaxy: Delux」を買いました。

まずは「Awesome Mix: Vol.1」のタイトルで、
通常盤としても売られているDisc1(歌モノコンピ盤)を聴いてみたのですが、
トラック11の”O-O-O Child”にビックリ。
おおお、これはホール&オーツが2004年のアルバム「Our Kind of Soul」でカヴァーしていた曲ではありませんか!
しかも別なアーティストのカヴァーとかじゃなくて、
ファイヴ・ステアステップスのオリジナル版ですよ!
いやーH&Oのカヴァー・バージョンも泣ける名曲でしたが、
まさかこのような形で原曲を聴く機会に恵まれるとは…。
これだからサントラは面白い。

Our Kind Of Soul

「Our Kind of Soul」ではジョン・オーツのリードヴォーカルで、
アルバムのトリを飾っていましたが(日本盤だとボートラがあるのでその1曲手前)、
今回のサントラでもラストの1曲手前に収録という好ポジション。

「Our Kind of Soul」にダリル・ホールが寄稿したセルフ・ライナーノーツによると、
ダリルがテンプトーンズ、オーツがマスターズのメンバーとして参加したアデルフィ・ボールルームのライブイベントで暴動が起こった時、
その直前にステージで歌っていたのがファイヴ・ステアステップスだったそうな。

 

Awesome Mixのアルバム収録曲は以下の通り。
いやー、よく出来たコンセプトのアルバムだわこれ、と改めて思いました。

1. Hooked on a Feeling / Blue Swede
2. Go All the Way / The Raspberries
3. Spirit in the Sky / Norman Greenbaum
4. Moonage Daydream / David Bowie
5. Fooled Around And Fell In Love / Elvin Bishop
6. I’m Not in Love / 10cc
7. I Want You Back / Jackson 5
8. Come and Get Your Love / Redbone
9. Cherry Bomb / The Runaways
10. Escape (The Piña Colada Song) / Rupert Holmes
11. O-O-H Child / The Five Stairsteps
12. Ain’t No Mountain High Enough / Marvin Gaye and Tammi Terrell

ウガチャカについては『レザボア・ドッグス』(91)のサントラでかなり聴いたので、
正直それほど強烈なインパクトはない…のですが、
「この曲をSF映画に使うか!?」という驚きはありますねー。
イントロが終わるとフツーのバブルガム・ポップスなのに、
掴みの「ウガチャカウガウガ」のコーラスが強烈すぎ。
スウェーデンのグループがなぜこんなコーラスを思いついたのか。
この奇抜なアイデアとチャレンジ精神に脱帽です。

タイラー・ベイツのスコアについては、
映画本編を観たら何か書きます(多分)。

 

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