新星堂カルチェ5 仙台店の思い出

shinseido01

ローカルネタで恐縮ですが、
クリスロード商店街にあった新星堂カルチェ5仙台店が8月末で閉店しました。

まぁ確かにここ最近は年々品揃えがイマイチになってきてるなぁと思っていたので、
遂にこうなったか…という気もしますが、
クリスロードの新星堂はいろいろと思い出深いショップでもありまして、
やはりお店がなくなってしまうのは寂しいのであります。

 

あれはワタクシが高校生の頃だったでしょうか。
2階の洋楽コーナーにスティング好きの男性店員さんがいらっしゃいまして。
ポリス/スティングの特設コーナーを常時設けていて、
アルバム1枚1枚に気合いの入った手書きポップを貼り付けて、
(各アルバムの概要とか推し曲、試聴のオススメ曲が書いてあった)
そりゃもう熱心に日々スティングを”布教”していたのでした。

その頃はワタクシも『レオン』(94)とか『ターミナル・ベロシティ』(95)とか、
『ジム・キャリーのエースにおまかせ!』(95)とか、
映画でスティングの曲をいろいろ聴いていたものですから、
「それじゃあ彼のアルバムも聴いてみるか」と興味を持ち始めておりまして、
2階洋楽売り場のスティングのコーナーに行ったりしたわけですよ。
で、確かその時に手に取ったスティングのアルバムが「テン・サムナーズ・テイルズ」で、
そんなワタクシの姿を見つけた件の店員さんが、
「スティングのアルバムをお探しですか?」とか言いながら嬉しそうにやって来たんだなー。
で、ワタクシが「このアルバムは『レオン』と『リーサル・ウェポン3』(92)の主題歌が入ってるみたいだから」と言ったら、
(正確にはリーサル・ウェポン3の主題歌はセルフ・カヴァー版でしたが)
もうその店員さん大喜びですよ。
「今後スティングのアルバム選びで困ったことがあったらお声がけ下さい!」と言ってくれたりして。

If I Ever Lose My Faith in Youのマキシシングル。
If I Ever Lose My Faith in Youのマキシシングル。

ちなみに後日その店員さんに、
「スティングのソロアルバムではどれがお勧めですか?」と尋ねたら、
『ブルー・タートルの夢』と即答してましたね。
MTVか何かでスティングのアンプラグドを観て、
アンプラグドのライブ盤が出てないか探していた時も、
「ライブ盤はないんですけど、このシングルに3曲だけアンプラグドのが入ってるんですよ!」と、
「If I Ever Lose My Faith In You」のシングル盤を出してきてくれたり。
いま思えば熱心すぎて少々笑ってしまうのだけど、
接客もよくていい人だったなー。
おかげさまでその年にだいぶスティングとポリスに詳しくなりました。

 

しばらくしたらその名物店員さんはいなくなってしまったのですが、
その後は別の店員さんでちょっとムッとしたこともあったかな…。
2004年にティアーズ・フォー・フィアーズが活動再開して、
アルバム「Everybody Loves A Happy Ending」をリリースしたと聞いたので、
「ティアーズ・フォー・フィアーズの新譜ってありますか?」と男性店員さんに尋ねたのですが、

「ティアーズ・フォー・フィアーズってまだ(活動)やってるんですか?ベスト盤じゃないですか?」

…と「この人なに言ってんの?プププ」みたいな対応をされてしまったんですよね…。

結局そのアルバムはamazonで購入しましたが、
何だか対応が釈然としなかったので、
後日お店に行ってその店員さんに現物をお見せしたかったですよ。
「これがこの前言ってたティアーズ・フォー・フィアーズのニューアルバムだぜ!」って。
まぁワタクシ引っ込み思案なので実際にはやりませんでしたけど…。

なおウチのオフクロ様はカルチェ5仙台店ではいい思いをしたらしく、
ホール&オーツの「Our Kind of Soul」を買いに行った時、
アルバムの特設コーナーをぼけーっと眺めていたら、
それに気づいた女性店員さんがテレビの電源を入れて、
彼らのミュージックビデオ集を流してくれたそうです。
オフクロ様曰く、「あの気遣いには感動した」とか。

 

ワゴンセールで投げ売りされていた『カフス!』と『不眠症 インソムニア』のサントラ盤。
ワゴンセールで投げ売りされていた『カフス!』と『不眠症 インソムニア』のサントラ盤。

いい思いと言えば自分もサントラコーナーのワゴンセールで、
ハロルド・フォルターマイヤーの『カフス!』(92)とか、
ステラン・スカルスゲールドが主演したノルウェー版『不眠症 インソムニア』(02)とか、
当時渋谷のタワレコでも置いていなかったようなレアなサントラ盤を500円くらいでゲットしたりしましたね。
ここ数年はそうでもなかったけど、
以前のカルチェ5仙台店のワゴンセールは妙にレアなサントラ盤が投げ売りされていたりして、
映画音楽ライター的にお宝発掘が面白かった記憶があります。

 

…という感じで昔の記憶を振り返ってみると、
何だかんだ言って思い出の場所だったんじゃないかと思います。
やっぱり音楽はダウンロードよりもパッケージ(CDとかアナログ盤とか)で買う方が満足度が高いし、
ネットよりも実際にお店で手にとって買う方が情緒があっていいですね。
前述のティアーズ・フォー・フィアーズの一件にしても、
今だったらあのやり取りを逆手にとって、
店員さんと顔見知りになるくらいのことは出来たと思うし。

カルチェ5仙台店の跡地に何が出来るんでしょうね…。
ドラッグストアとケータイショップとパチンコ屋はあの辺に乱立してるので、
それ以外のものでお願いしたいところです。

 

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