老舗喫茶放浪記:ニューエレガンス編(2015年10月12日閉店)

new elegance01

壱弐参横丁にある老舗喫茶店ニューエレガンス。
先日10月12日に41年の歴史に幕を閉じました。

河北新報の記事:http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151010_13012.html

以前も書きましたがワタクシおニューでオシャレなカフェも行きますが、
同時に老舗の喫茶店を巡るのも大好きなのであります。
老舗喫茶巡りで最初に入ったのは定禅寺通りの「珈巣多夢」で、
2軒目がその近くの「カフェド・ランバン」、
その次ぐらいがこの「ニューエレガンス」だったと思います。

 

店内は狭いけどもハイカラな佇まいで、
(イマドキの”オサレ”な感じというより昭和的な”お洒落”という感じ)
クラシック音楽が邪魔にならないくらいの音量で流れていたりして、
外の雑然とした雰囲気とは対照的な、静かでゆったりとした空間でした。

new elegance02

こちらはエレガンスブレンドが1杯700円と高めの価格設定でして、
ぱっと見”ちと高いなぁ”という印象なのですが、
おかわりの値段が安いのでコーヒーを2杯飲むと他のお店とさほど変わらない値段になったり、
チーズケーキやサンドイッチ、トーストのセットを頼むとかなりお得になったり、
(差額から計算するとチーズケーキやサンドイッチが200~300円ということになるのです)
ちょっと不思議な値段設定になっているお店でもありました。
「主力商品はコーヒー」というお店の自信の表れだったのかもしれませんが。

new elegance03

それじゃあケーキやサンドイッチ類はオマケみたいな素っ気ないものだったのかというと、
決してそうではなかった。
チーズケーキなんて200円だったら業務用の既製品を提供しそうなものですが、
こちらのレアチーズケーキはお店の手作りでした。
サイズが小さいというわけでもなく、標準サイズ。
「創業から39年の定番。これを食べずしてエレガンスは語れない」
…と2年前に行った時のお品書きにも書いてあった人気メニューでした。

プリンのような滑らかでぷるんとした食感と濃厚な風味。
たっぷりのブルーベリージャム(果実入り)、
仕上げにアラザンを散らした何ともハイカラな一品でした。
閉店前最後の訪問時は、
今まで頼んだことのないものをオーダーしようと思ったのですが、
結局またチーズケーキを頼んでしまいましたね。。

こちらはコーヒーゼリー。
こちらはコーヒーゼリー。

なお写真は残っていませんでしたが、
ワタクシこちらのお店ではパウンドケーキやサンドイッチなども頂きました。
確かスモークサーモンのサンドイッチだったかな。

new elegance05

この日はお会計時にでっかく「感謝」とプリントされたコーヒー豆を頂きました。
詳しくは聞かなかったけど、多分エレガンスブレンドでしょう。
仕事場でありがたく淹れさせて頂いております。

 

ここは仙台で唯一京都の「イノダコーヒ」が味わえるお店でしたが、
今後イノダコーヒの取り扱いはどうなるんでしょうか。
(ホシヤマさんで扱ってくれるのかな?)

 

Daryl Hall & John Oates 関連商品 好評発売中!

■Eliot Lewis / 6 & One
レーベルショップ
iTunes
6 & One - Eliot Lewis

■Eliot Lewis / Enjoy The Ride+Master Plan
レーベルショップ
Enjoy The Ride (iTunes)
Enjoy the Ride - Eliot Lewis

Master Plan (iTunes)
Master Plan - Eliot Lewis

■Charlie DeChant / Like the Weather
レーベルショップ
 iTunes
Like the Weather - Charlie DeChant