ある意味、来日公演記念盤。『ベスト・オブ・エリック・セラ』

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先日、某サントラ盤の仕事でランブリング・レコーズさんの製作の方とご一緒したのですが、
「今月エリック・セラの来日公演がありますね~。ワタクシ観に行く予定なんですよ~」…と話を切り出したところ、
ちょうどその来日公演のタイミングでセラのベスト盤をリリースすることにしたそうで、
ありがたいことに後日ランブリングさんからそのベスト盤を頂いてしまいました。
これは嬉しいプレゼントでしたねー。

 

さてその頂いた『ベスト・オブ・エリック・セラ』ですが、
「リュック・ベッソン×エリック・セラ作品のベスト盤」となっておりまして、
『007 ゴールデンアイ』(95)や『ローラーボール』(02)などは入っておりません。
でも「ベッソンの監督作&プロデュース作でセラが音楽を担当した映画のベスト盤」なので、
CD2枚組で全41曲というなかなかのボリューム。

収録曲はこんな感じ。
収録曲はこんな感じ。

何年か前にセラの過去作品のリマスター盤が一挙リリースされましたが、
その時にアルバム化されなかった『最後の戦い』(83)や『神風』(86)、
日本で劇場未公開だった『バンディダス』(06)、
ベッソン映画でも異色作だった『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』(11)、
『アーサーとミニモイ』3部作(06,09,10)や『アデル/ファラオと復活の秘薬』(10)など、
レアな音源や少々マイナーな作品の音源も収録されていて、
セラの音楽を一気におさらいしたい時に大変便利なサントラになってます。

もちろん『サブウェイ』(85)や『グラン・ブルー』(88)、
『ニキータ』(90)、『アトランティス』(91)、『レオン』(94)、
『フィフス・エレメント』(97)、『ジャンヌ・ダルク』(99)という定番モノも押さえてます。
近作『LUCY/ルーシー』(14)からも3曲選ばれているのが嬉しいところ。
まぁ『LUCY』のサントラ盤は、
デーモン・アルバーンのテーマソングが入っているからということで、
ワタクシ劇場公開当時に3,000円くらい出して買ってしまいましたが…。

ブックレットは写真が多めでいい感じ。
ブックレットは写真が多めでいい感じ。

セラの来日公演に備えて、
このアルバムで短期集中的に”復習”するのもよろしいのではないかと。
ワタクシこのアルバムを聴いて改めて思いましたが、
思いっきり重低音を効かせたサウンドに美メロが重なるセラの音楽は最高ですね。
今度のライブでもぶっとい音を響かせてくれそうです。

 

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