「BANGER!!!」ブライアン・フェリーの記事の補足/コラムで紹介しきれなかった作品について

前回のブログでもちょろっと書きましたが、
先日ブライアン・フェリーの東京公演を観てきました。

ブログでライブレポートでも書こうかなと思っていたのですが、
ちょうど「BANGER!!!」のコラムを今月あと1本書かなければならなかったので、
そちらにフェリーさんについてのコラムを書かせて頂くことにしました。

そうは言っても、
ただライブレポートを書いただけでは映画と全然関係ないし、
映画音楽ライターらしくもない。
そこであれこれ考えた結果、
「ブライアン・フェリー&ロキシー・ミュージックの曲が使われた映画紹介」というお題でコラムを書いてみようと思った次第です。

『キングスマン』『ナインハーフ』英ロック界の伊達男ブライアン・フェリーの音楽を堪能 | BANGER!!!
https://www.banger.jp/movie/6753/

 

で、この機会にフェリーさんの曲が使われた映画を入念にチェックしてみたのですが、
自分が記憶していた以上にたくさんの映画でフェリーさん&ロキシーの曲が使われておりまして、
限られた文字数の中でどれを紹介すべきか、ものすごく悩みました。
ひとまずワタクシとしては、

1: 「個人的に思い入れのある作品(記憶に残っている作品)」
2: 「割と有名な作品」
3: 「マイナーだけど未見の方には是非観て頂きたい作品」
4: 「フェリーさん&ロキシーの曲が”気持ち長め”に使われている作品」

…という自分なりのルールを設けて選ばせて頂きまして、
ご紹介出来なかった映画もいろいろ出て参りました。

 

例えば”ドゥ・ザ・ストランド”が使われたポール・バーホーヴェンの『エル ELLE』(16)も紹介したかったのですが、
劇中で使われていたのは曲の終わりの部分が数十秒くらいで、イギー・ポップの”ラスト・フォー・ライフ”の方が目立っていたので見送りました。

“キス&テル”が使われた『再会の街/ブライトライツ・ビッグシティ』(88)は、レンタルビデオで1回くらいしか観たことがないので記憶が不確かで、
本編を観直そうにもDVD化していないようだったので泣く泣く断念。

“マイ・オンリー・ラヴ”が使われた『しあわせの法則』(02)も映画を観直せなかったので見送り。どのくらいの尺で曲が使われていたか確認できなかったので…。

“ヴァージニア・プレイン”が使われている『奇跡の海』(96)は、
ラース・フォン・トリアーがちょっと苦手で長年鑑賞を先送っていたら、
こちらもレンタルDVDの棚から姿を消していて観直せなくなったので、こちらも紹介は見送り。

“ジ・イン・クラウド”が使われた『キスへのプレリュード』(92)、
“スレイヴ・トゥ・ラヴ”が使われた『冷たい月を抱く女』(93)、
“レッツ・スティック・トゥゲザー”が使われた『恋するための3つのルール』(99)なども個人的に好きな作品だったのですが、文字数の関係で泣く泣く紹介を見送りました。。

…とまぁ、こういう作業を1週間以上ずっとやっておりました。

そのフェリーさん三昧ウィークの間に、
アルバム「BITTER-SWEET」を買ったのですが、
これがまたすごく味のあるいいアルバムでした。

フェリーさん&ロキシー・ミュージックの曲を1920年代のジャズ・アレンジでカヴァーしたアルバムなのですが、
以前の「THE JAZZ AGE」と違って、13曲中8曲でフェリーさんのヴォーカルが聴けるのが嬉しい。
そして1920年代風にアレンジされているにもかかわらず、原曲の持ち味が全く損なわれていないのが素晴らしいです。

全体的にエキゾチックなサウンドだったアルバム「ベイト・ノワール」の”New Town”や”Limbo”、”Zamba”が、ジャズ・アレンジとこんなに親和性の高い曲だったとは思いもしなかった。
TVシリーズ『Babylon Berlin』(17)の劇中でも披露していた、”Bitter-Sweet”の「ヨーロピアン・デカダンス、ここに極まれり」的なフェリーさんのヴォーカルには激しく心揺さぶられました。

フェリーさんの「アヴォンモア」が最高に素晴らしいアルバムだったので、
「BITTER-SWEET」は「1920年代風ジャズ・カヴァーかぁ、どんなもんかなぁ」と購入を先送っていたのですが、自分のその判断は間違いだったと痛感しました。

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改めて「ブライアン・フェリーはいいぞ」と広く訴えていきたくなった次第。

 

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