先週買ったサントラ盤いろいろ→『ブラック・クランズマン』『ドント・ウォーリー』『グローリーデイズ』『スケッチ・アーティスト』

先週は数日お休みを頂きまして、
ブライアン・フェリーの東京公演を観て参りました。

…と言っても、
前日に某映画のマスコミ試写会があったり、
会社訪問したりしたので、
お休みと言っても結局仕事の出張になったのですが。

で、仕事のリサーチも兼ねて、
東京から帰ってきたら今月もいろいろサントラ盤を買い込みました。

 

その1:『ブラック・クランズマン』(18)

なかなかCDリリースのインフォがなかったので、
配信で買ってしまおうかなーと思っていた『ブラック・クランズマン』のサントラ盤。
Backlot Musicから無事CDリリースになったので速やかに購入。

音楽はA Spike Lee Jointに欠かせない作曲家/ジャズ・トランペッターのテレンス・ブランチャード。
『25時』(02)や『インサイド・マン』(06)、『ニューヨーク最後の日々』(02)はもちろん、
コピーコントロール仕様のEU盤しかリリースがなかった『ダーク・スティール』(02)のようなサントラ盤まで押さえているワタクシとしては、
『ブラック・クランズマン』もダウンロードではなく是非CDで手に入れたかった。

ブランチャードは今回も自らトランペットを演奏しているのかなーと思ったら、
まさかの”Synthesizers & Piano: Terence Branchard”のクレジット。
基本はオーケストラスコアですが、
要所でエレクトリックギターを効かせていて味のあるスコアです。

Blackkklansman (original Soundtrack, amazon)
BlacKkKlansman: Terence Blanchard (TOWER RECORDS)

 

その2:『ドント・ウォーリー』(18)

Ost: Don’t Worry, He Won’t Get Far On Foot (amazon)
Don’t Worry, He Won’t Get Far On Foot: Danny Elfman (TOWER RECORDS)

ガス・ヴァン・サント+ダニー・エルフマンのコンビの最新作。
原題は『Don’t Worry, He Won’t Get Far On Foot』。
『スリー・ビルボード』(17)や『ノーカントリー』(07)と同じ「原題が長いので省略しちゃいました」系の邦題ですね。。

ガス・ヴァン・サントと組んだときのエルフマンはちょっと変わった音楽を書くことが多いですが、
1曲目のメインタイトル曲がジャジーな感じでなかなか新鮮でした。
あと、23曲目の”Auntie Tia”でエルフマンのボーカルが聴けるのでお得な感じ。

 

その3:『グローリーデイズ/夢見る頃はいつも』(93)と『スケッチ・アーティスト』(92)

E Beansでやっていた大レコード・CD市で購入。
ワタクシこういった中古CD/レコード市はちょくちょく覗いているのですが、
サントラ盤はあまり置いてなかったりするんですよね。。
今回も2月に行ったときはサントラコーナーが寂しい感じだったのですが、
商品入れ替え後に再訪したら、結構いろいろ置いてありました。

で、購入したのがこの2タイトル。

『スケッチ・アーティスト』は10年以上前にタワーレコード渋谷店で見かけて、
マーク・アイシャム好きとしては買っておこうかなーと思ったものの、
でもこの映画観たことがないんだよね…と購入を見送った経緯がありまして。
それ以来店頭在庫から姿を消していたので、
実に10数年ぶりの思いがけない再会でした。

相変わらず映画本編は観ていないのですが、
『アリータ:バトル・エンジェル』(18)でジェフ・フェイヒーの勇姿(?)を観たことですし、フェイヒーリスペクトでサントラ購入決定

そしたらこれがアイシャマー的に大当たりのサントラでして。
クレジットを見るとたぶんピーター・マウヌがギターを弾いているんでしょうかね。
ウィンダム・ヒル時代のアイシャムを彷彿とさせる、
ちょっとニューエイジ系のアイシャム・サウンドが堪能できる1枚でした。

『グローリーデイズ』も映画本編を観たことがなかったのですが、
ハンス・ジマーのちょっとレアなサントラには心引かれるものがありまして、サクッと購入しました。

ジマーさんもさることながら、
アレックス・ワーマン(『ハリウッド的殺人事件』などの作曲家)がウーリッツァーを弾いているのが分かって面白かった。
ワーマンは日本未公開ながらジョン・C・ライリー主演作『クリミナル』(04)の音楽もなかなかよかったですからねー。
たぶん、あの映画のスコアでキーボードを弾いていたのもワーマン自身ではないかと。

現在は仕事でじっくり聴かないといけない音源がありますので、
それがひと段落したら買ったサントラを楽しもうと思います。

 

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