これがホントの”夏の夜の夢”! 『ディズニー・イン・コンサート:ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』

disney concert01

先週の土曜日にレーベル業務のお休みを頂きまして、
『ディズニー・イン・コンサート:ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』を観て参りました。
個人的には『アリス・イン・ワンダーランド』の演奏も観に行きたかったのですが、
予算とスケジュールと距離的な都合上どちらか1つしか観られなかったので、
ダニー・エルフマンの生歌が聴ける『ナイトメアー』を選ばせて頂いた次第です。

『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(93)でのダニーさんの生歌は、
昨年の『ティム・バートン&ダニー・エルフマン 映画音楽コンサート』でもかなり披露してくれてましたが、
今回は映画の中で使われたジャックの歌を全部、しかも本人が歌ってしまおうと。
そしてウギー・ブギーやサリー、悪ガキトリオたちの歌も、
芸達者な4人のシンガーに生で歌ってもらっちゃおうと。
そしてスクリーンで映画本編を上映しながら、
劇伴と歌をオーケストラとシンガーたちの生演奏で聴いてもらっちゃおうという、
贅沢この上ないコンサートなのでした。

 

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『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のダニー・エルフマンの音楽はかなりいいと思う。の巻

fifty shades of grey

『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(15)は公開2週目ぐらいに映画館に観に行ったのですが、
確かその頃は『シグナル』(14)と『ジョン・ウィック』(14)のライナーノーツ執筆の準備で忙しくて、
ブログで何も書かないまま時が過ぎてしまったのでした。
しかし最近になってDVDレンタルが始まったので、
せっかくだからこのタイミングで以前書こうと思っていたことを書かせて頂きます。

まぁ映画本編は観る前から「女性目線の『ナインハーフ』(86)的な感じ?」と思っていたので、
ほぼ当方の予想通りの内容&結末でありましたが、
自分はダコタ・ジョンソン目当てで観に行ったので特に不満はありません。

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ジョニー・マーの恵比寿LIQUIDROOM公演に行ってきました。

playland

去る7月28日の火曜日、ジョニー・マーの恵比寿LIQUIDROOM公演に行ってきました。
いやーーーーーー実にいいライヴでした。
ライヴが終わって4日経ちましたが、
ライヴの余韻がまだ強烈に残っておりまして、
仙台に戻ってからもジョニー・マーのアルバムばかり延々リピートして聴いております。
何だかまだ他のアーティストのアルバムを聴こうという気になれないのであります。
(なお映画のサントラは別。普段通り聴いてます)

確か会場は「録画・録音・撮影NG」だったはずなのですが、
前列のお客さんとかは開演早々に結構パシャってましたね。。
マー兄貴もステージでギターを縦に構えてキメポーズを取ったり、
ステージの前の方でウインクしてキメ顔を作ってくれたり、
何度も「さあ俺を撮れ!」的なアピールをしてくれるもんですから、
自分もこっそりパシャろうかと何度も思いました。

が、しかし。

自分のいる位置でカメラを掲げて構えたら、
後列のお客さんの視界を遮って絶対邪魔&迷惑になるよね…と思ったので、
はやる気持ちをぐっと抑えて撮影は自重しました。
やっぱり「撮影NG」と言われていると「それじゃやめとこ…」という気になりますよねー。
我ながら損な性格だと思いますが。

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『リベンジ・オブ・ザ・グリーン・ドラゴン』の音楽が何となく80年代風だった件。

revenge of the green dragons

DVD/ブルーレイのリリースまで待ってもよかったのですが、
先日フォーラム仙台で『リベンジ・オブ・ザ・グリーン・ドラゴン』(14)を観てきたのでした。
(”先日”と言っても結構前の話になってしまいましたが…)

2015年になって、こんな問答無用にバイオレントでカオスでイカレたアジアン・ギャングが主役のアメリカ映画が観られるとは思いませんでした。
『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』(85)とか『NYPD 15分署』(99)とかの世界観でしょコレは。
しかもマーティン・スコセッシとかマイケル・チミノとかオリヴァー・ストーンだったら、
2時間半とか3時間かけて描きそうな内容を、
たった95分くらいで描いてしまうというアンドリュー・ラウ監督のパワフルかつ荒削りな演出。
いろんな意味で凄かった。
スコセッシは製作総指揮を担当しているので、
レイ・リオッタが特別出演しているというのが個人的には胸アツでした。
しかも今回は悪党ではなく、仕事熱心なFBI捜査官役。
この配役が何か嬉しい。
レイ・リオッタを善人役で観たのは久しぶりな気がしますね。。

で、ワタクシ何でこの映画をわざわざ劇場に観に行ったかと申しますと、
スコセッシ製作総指揮だから&レイ・リオッタが出てるからという理由もありますが、
最大の理由は「マーク・キリアンの音楽が結構面白かったから」なのであります。

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『ジョン・ウィック』サントラ盤に集結したアーティストをざっくり紹介させて頂きますの巻

john_wick

日本公開を待っている間に続編製作にゴーサインまで出てしまった、
キアヌ・リーヴス主演最新作『ジョン・ウィック』(14)。
劇場公開までようやく3ヶ月を切りましたが、
以前もブログでお伝えした通り、
サントラ盤はランブリング・レコーズさんから国内盤が3月末に既に発売済みなのであります。

関連記事:
『ジョン・ウィック』は10月公開だけど、それまでサントラ盤を聴いてじっと待ちましょうの巻

国内盤にライナーノーツを書かせて頂いた身と致しましては、
製品をきちんと宣伝する義務もありますし、
何より映画ファンの皆さまの『ジョン・ウィック』への関心を公開日まで維持しなければいけませんので、
そろそろ『ジョン・ウィック』のネタをまた投稿しようと思った次第です。

2回目となる今回は、
サントラ盤に楽曲を提供したアーティストをざっくりご紹介させて頂こうかなと。

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