A CELTIC ROMANCE

去年の暮れからせっせと作っていたマイケル・ダナ&ジェフ・ダナのコンセプト・アルバム『A Celtic Romance(ケルティック・ロマンス)』が遂に完成しました。

マイケル&ジェフとはかれこれ6,7年ほどお付き合いがあるので、以前から「レーベル始めたら何か一緒にやれるといいねぇ」「そうですねぇ」などと言っていたのですが、まさか本当に実現するとは。

こちらのアルバム、1998年リリース作品の”再販”という形になるわけですが、リイシューに伴って内容に一部変更があります。

■ジャケットデザインの総リニューアル
■ブックレットに掲載されていた小説『The Legend of Liadain and Curithir』のPDF化
(ダウンロードしてパソコンやスマホ、iPadで読めます)
■『The Legend of Liadain and Curithir』のダイジェスト日本語訳つき
(差し込み解説書裏面に掲載)
■マイケル・ダナ&ジェフ・ダナのメッセージつき

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ブロークン 明日死ぬ男

演技派・個性派俳優として認知されているにもかかわらず、ここ数年は素行の悪さが災いしてロクな映画に出ていないトム・サイズモアの主演作。原題は『A Broken Life』(08)。

邦題とDVDパッケージからしてB級・C級映画の危険な臭いがプンプン漂っていたのですが、サイズモアは割と好きな俳優だし、パッケージ裏のあらすじを読んだらちょっと興味が湧いてきたので借りてみました。

サイズモアが演じるのは、世の中に嫌気が差して 明日自殺しようと決意した男・マックス。友人で映画監督志望の青年バド(『インモータルズ 神々の戦い』(11)でアポロを演じていたコーリー・セヴィア)を呼んで、「俺が自殺するまでの1日の行動をビデオに撮影しろ」と命令し、自分の惨めな人生に復讐すべく、自己破壊的・自己破滅的な行動に走るのだが・・・というお話。
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Mychael Danna & Jeff Dannaの日本語サイトを作ってみた

dannabros

現在、『ケルティック・ロマンス』の5/15リリースに向けての準備の真っ最中(製品はもう出来上がってます)なのですが、先日アルバムの特設サイトを作ってみました。

https://www.marigold-mu.net/dannabros/

当初は「アルバムの特設サイト」というつもりで構成を考えていたのですが、何しろ彼らとは長いお付き合いなので、「もっとダナ兄弟の仕事を紹介したいなぁー」と思うあまり、マイケル・ダナ&ジェフ・ダナの公式日本語サイトみたいな作りになってしまいました。

マイケル・ダナとジェフ・ダナのフィルモグラフィーもまとめてあるので、結構便利なサイトになっていると思います。

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DRIVE – ドライヴ(音楽について)

drive

映画を観た人の中から、「サントラは出てないんですか?」という問い合わせが殺到している(らしい)『ドライヴ』(11)の音楽。確かに秀逸なサウンドトラックでした。

『ドライヴ』公式Twitterの人によると、サントラ盤は「権利問題で日本盤は無し」なのだとか(輸入盤とiTunesで入手可能)。音楽が話題になってる映画に限ってこういう状況とは、何とも勿体ない話。

権利の詳細は分かりませんが、そもそもLakeshore Recordsは日本のレコード会社とリリース契約してないから、これまでもLakeshoreのサントラはリリースされてなかったもんなぁ(どういうわけか『モンスター vs エイリアン』(09)だけはEMIから国内盤が出てたけど)。

で、今回のサウンドトラック。「レフン監督からの80年代ネオン・ノワール映画への解答」という感じで、ジョルジオ・モロダー的エレクトロ・ポップが実に巧い使われ方をしてました。

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WEBサイトリニューアル&新作タイトルリリースのお知らせ

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昨日、レーベルのホームページをリニューアルしました。

https://www.marigold-mu.net/

おかげさまで2007年のレーベル設立から今年で5年目。契約アーティストの数も増えてきて、やっとトップページにアーティスト写真が使えるようになりました。

レーベルサイトに関しては、去年の3月くらいにもチャーリーさん、エリオットさん、ジェリコさんの3人の写真をトップページに使ってリニューアルしてみようかなーと考えていたのですが、震災のゴタゴタで今日の今日まで棚上げ状態になっていたのです。

さりげなくアーティストが1組増えているわけですが、そこでもうひとつお知らせ。5/15にマイケル・ダナ&ジェフ・ダナの名盤『ケルティック・ロマンス』をうちのレーベルからリイシュー致します。

『ケルティック・ロマンス』はもともと1998年にリリースされたアルバムだったのですが、長らく廃盤状態が続いておりまして、その旨マイケル&ジェフに話してみたところ「それじゃあリイシューしてみる?」という事になりました。それが去年の12月頃の話。

で、昨年末から3月ぐらいまで『ケルティック・ロマンス』の製作作業をコツコツ進めておりました。リイシューだから今回は簡単に行くかな?と思ったのですが、これがなかなか手間のかかる作業でございました。「ホントにアルバム完成するのか?」と思ったほど。

そのあたりの経緯については後日改めて書かせて頂くとして、まずはリリースのお知らせまで。早く『ケルティック・ロマンス』が聞きたいからといって、この時期amazonで1万円オーバーで出品されているアルバム(旧譜)を買うのは正直お金が勿体ないので、国内盤の発売までもうしばらくお待ち下さい。

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