Daryl Hall誕生日記念企画:映画で聴くホール&オーツ

daryl hall

本日10月11日はダリル・ホール氏の誕生日という事で、
何かダリルさんにまつわるネタでも書こうと思います。

…とは言っても、フツーにアルバムレビューを書いてもつまらないし、
ここは映画音楽ライターらしく「映画で聴くホール&オーツ」という事で、
H&Oの楽曲を聴く事が出来る映画作品をざざっとリストアップしてみました。
(注:完全なリストではありませんのであしからず)

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検証:『ウルヴァリン:SAMURAI』の音楽はなぜマルコ・ベルトラミでなければならなかったのか

wolverine

先頃映画館に観に行った『ウルヴァリン:SAMURAI』(13)。
今の時期に映画本編のレビューを書いても、
何だかタイミング的にビミョーな気がするので、
テーマを音楽に絞って何か書いてみようかなと思います。

『ウルヴァリン:SAMURAI』の監督ジェームズ・マンゴールドは、
作品ごとに毎回異なる作曲家と組んできた人。
(それが意図的なのか単にご贔屓の作曲家がいないのかは不明)
ところが今回、過去に起用した作曲家と初めて再び組む事になりました。
その作曲家はマルコ・ベルトラミ。
傑作西部劇『3時10分、決断のとき』(07)以来、実に6年ぶりのタッグです。

『X-MEN』シリーズなら『ナイト&デイ』(10)で組んだジョン・パウエルでもいいだろうし、
(パウエルは『X-MEN:ファイナル・ディシジョン』(06)の音楽もやってるので)
『アベンジャーズ』(12)や『キャプテン・アメリカ』(11)、『G.I.ジョー』(09)など、
近年アメコミ映画づいている『”アイデンティティー”』(03)のアラン・シルヴェストリという選択肢もあったのに、
なぜベルトラミに白羽の矢が立ったのか。

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:)

 lilies_exotica_pamphlets

ツイッターでは既にご報告済みですが、
先日のクリエイティブアート・エミー賞で、
マイケル・ダナがTVミニシリーズ部門の最優秀音楽賞を受賞しました。
受賞作品は『World Without End』。
アカデミー賞の最優秀作曲賞に続いて、
エミー賞の音楽賞も受賞とは…いやもう実に素晴らしい。
そして、僕個人としても大変嬉しいです。

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