トム・ホルケンボルフの音楽で「銃夢」の実写映画が観られるという幸せ――『アリータ:バトル・エンジェル』

花粉症で体調最悪な中、
先日『アリータ:バトル・エンジェル』(19)を観てきたのですが、
当方の想像以上によく出来ていて面白かったです。

ワタクシが『銃夢』の世界に触れるのは、
たぶんプレイステーションの『銃夢 ~火星の記憶~』以来。
久々に「パンツァークンスト」という言葉を聞いて懐かし嬉しくなりました。

今回の実写版の「パッチリおめめビジュアル」についても、
映画開始数分で全く気にならなくなりました。
…というか、「限りなく人間に近い造形のサイボーグ」ならあれで全く問題なしだろうと。
実写版アリータの愛おしさは、
止め絵のビジュアルでは十分伝わらないところがありますね。
実写で動いているガリィさん(=アリータ)を観て初めてあの魅力が分かるというか。

スコアの作曲はジャンキーXLことトム・ホルケンボルフ。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(15)、
『トゥームレイダー ファースト・ミッション』(18)、
『移動都市/モータル・エンジン』(19)など、
近年すっかり「戦う女性のアクション映画音楽といえばこの人」みたいな感じになってます。

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