仙台市内の『Like the Weather』『6 & One』+『A Celtic Romance』取扱い店

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ただいま絶賛発売中のマイケル・ダナ&ジェフ・ダナ兄弟によるケルト音楽アルバム『ケルティック・ロマンス』。仙台市内ではCDショップよりも、どちらかというと独自の世界観やこだわりを持ったオシャレカフェ/ユニークカフェでの店頭販売に力を入れております。

それはまぁ単に僕がカフェ好きだからという理由もありますが、カフェのオーナーさんには音楽通な方が多くて、僕が「食事しに来たフツーの客」として会話のネタで「この人はこれこれこういう音楽をやっていて…」とアーティストのバックグラウンドを説明して、彼らの音楽がオーナーさん方のツボにハマったりすると、「このアルバムいいな!気に入ったから店で置いてやってもいいぜ!」と何とも有難い事を言って下さるのです。で、こうして皆さまのご厚意に甘えさせて頂いて今日に至ると。

というわけで、前回「Cafe & Dining Bar MORADO」でチャーリーさんの『ライク・ザ・ウェザー』とエリオットさんの『シックス・アンド・ワン』を取扱ってもらえるようになりましたーとお伝えしましたが、さらに本町のカフェ「Cafe et Bar Deux」さんでもウチのレーベルのアルバムを取扱ってもらえる事になりました。

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Happy Birthday, Charlie!

今日はチャーリーさん(Charlie DeChant)の誕生日という事で、Booker T. Jonesがゲスト出演した回の”Live from Daryl’s House”からGreen Onionsの動画をお送りします。

いやー、この曲のグルーヴ感はいつ聴いてもカッコイイわ。
チャーリーさんのソロパートも、エリオットさん(Eliot Lewis)の堅実な鍵盤サポートっぷりもイカす。

どうでもいいけど、YouTubeのコメント欄に「ダニー・トレホがギターを弾けるとは思わなかった」って書き込み(英語)があるんですが、ポール・ペスコをトレホおじさんと言うのはちょっと無理があるのではないだろうか。

というわけで、チャーリーさんのアルバム『ライク・ザ・ウェザー』好評発売中です。

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■Eliot Lewis / 6 & One
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■Charlie DeChant / Like the Weather
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 レーベルショップ
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WEBサイトリニューアル&新作タイトルリリースのお知らせ

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昨日、レーベルのホームページをリニューアルしました。

https://www.marigold-mu.net/

おかげさまで2007年のレーベル設立から今年で5年目。契約アーティストの数も増えてきて、やっとトップページにアーティスト写真が使えるようになりました。

レーベルサイトに関しては、去年の3月くらいにもチャーリーさん、エリオットさん、ジェリコさんの3人の写真をトップページに使ってリニューアルしてみようかなーと考えていたのですが、震災のゴタゴタで今日の今日まで棚上げ状態になっていたのです。

さりげなくアーティストが1組増えているわけですが、そこでもうひとつお知らせ。5/15にマイケル・ダナ&ジェフ・ダナの名盤『ケルティック・ロマンス』をうちのレーベルからリイシュー致します。

『ケルティック・ロマンス』はもともと1998年にリリースされたアルバムだったのですが、長らく廃盤状態が続いておりまして、その旨マイケル&ジェフに話してみたところ「それじゃあリイシューしてみる?」という事になりました。それが去年の12月頃の話。

で、昨年末から3月ぐらいまで『ケルティック・ロマンス』の製作作業をコツコツ進めておりました。リイシューだから今回は簡単に行くかな?と思ったのですが、これがなかなか手間のかかる作業でございました。「ホントにアルバム完成するのか?」と思ったほど。

そのあたりの経緯については後日改めて書かせて頂くとして、まずはリリースのお知らせまで。早く『ケルティック・ロマンス』が聞きたいからといって、この時期amazonで1万円オーバーで出品されているアルバム(旧譜)を買うのは正直お金が勿体ないので、国内盤の発売までもうしばらくお待ち下さい。

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聞き応えアリ。アレクサンドル・デスプラによる『ゴーストライター』の音楽

全国順次公開になっていたロマン・ポランスキー監督作『ゴーストライター』(10)。
先週やっと見て来られました。

前評判に違わぬ見応えのある映画でした。
「英国首相の秘密を知ってしまったゴーストライターの身に危険が迫る」というプロットもよくある話だし、
奇をてらった演出もしていないのだけれど、
最後までスリルと面白さが持続する見事な語り口に感服致しました。

緊迫した状況でもウィットに富んだセリフを交わす粋なキャラクターと脚本。
終始落ち着いた動きで見せるカメラワーク。
曇天が印象的な不吉で寒々とした映像。
小道具の使い方の巧さ(特にカーナビ)。
情報を小出しにしつつ、終盤で一気に真相を解き明かす”焦らし”のテクニック。

もう、全てが職人技。
今どきのサスペンス映画から失われつつある、
「基本に忠実な面白さ」が凝縮された作品と言えるでしょう。

こういう映画は予備知識ゼロで見に行った方が面白いと思うので、
本編については割愛。
ここからは音楽について書かせて頂きます。

 

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Laughing Down Crying

laughing down crying

先日リリースになったダリル・ホールの最新ソロアルバム。
これがめっぽう素晴らしい出来。

『Can’t Stop Dreaming』から実に15年振りのソロアルバムという事で、どういうサウンドになるのか実際に聞いてみるまで全く見当がつきませんでした。

『Sacred Songs』みたいなトンがった内容にはならないだろうけど、だからといって『Three Hearts In The Happy Ending Machine』みたいな80sロックの線も考えにくい。やっぱり『Soul Alone』や『Can’t Stop Dreaming』のようなソウル/R&B路線に行くのだろうか? あるいはH&Oの『Change of Season』のようなフォーキーな路線で行くのかしらん、と考えること数ヶ月。

で、実際に聞いてみたら想像以上にポップなロック・アルバムに仕上がっていて本気で感動しました。「ダリルさん、若返りましたか?」というくらいヴォーカルとサウンドが瑞々しい。Live From Daryl’s Houseで若い世代のミュージシャンと共演している経験が、サウンドにも着実にフィードバックされている感じ。いずれの楽曲もギターサウンドを前面に出した作りで、H&Oのどのアルバムに最も近い音か?と言われたら、意外と『Marigold Sky』に近い印象を受けます。

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