Film Music Magazineが選ぶ2015年のベスト・フィルムスコア10選

chappie

映画音楽専門誌…というか、
映画音楽情報サイトのFilm Music Magazineが、
今年のベスト・フィルムスコアを10タイトルと、
The Runners-Upの作品を10タイトル、
注目すべきニューカマーの作曲家を選出していました。

http://www.filmmusicmag.com/?p=15503

専門サイトの作品選びというのは往々にして過度にマニアックだったり、
映画音楽通を気取った感じのものだったりもするのですが、
ここのサイトのトップ10はサントラビギナーにも優しい作品が並んでいて、
ワタクシの感覚とも割と合ってるセレクトになってましたねー。

 

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マイケル・ダナ名作選/マネーボール(2011)

MoneyBall

弊社リリース作品『ケルティック・ロマンス』の作曲家、マイケル・ダナの映画音楽作品を振り返る不定期連載コーナー。
今回はアカデミー賞授賞式間近ということで、第84回アカデミー賞で6部門にノミネートされた『マネーボール』(11)をご紹介します。

映画の内容に関しては今さら説明不要でしょう。
オークランド・アスレチックスのGM、ビリー・ビーン(ブラッド・ピット)の奇抜なチーム立て直し&補強術を描いた実録ドラマ。
捕手から一塁手に転向した(させられた)スコット・ハッテバーグ役で、今をときめく『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(14)のクリス・プラットが出ているのもポイント。

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第87回アカデミー賞 最優秀作曲賞は誰が獲る? …と予想してみたの巻

theory of everything

先日アカデミー賞のノミネート作品が発表になりましたが、
当方の予想と違う作品がノミネートになったり、
逆にノミネートされなかったり、
まぁ何というか…「ふーむ、そういう選び方をするのね」という感じでした。

ワタクシここ数年は最優秀作曲賞の行方ぐらいしか興味がなくて、
全ての賞の予想をするほどの関心というかモチベーションが持てない状態です。
…と言いつつ、
『ライフ・オブ・パイ』(12)で弊社契約アーティストのマイケル・ダナが作曲賞を受賞した時は、
ワタクシ大喜びしてしまいましたが。。

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新年のごあいさつ&2014年 個人的に印象に残ったサントラ盤7選

jack ryan

新年あけましておめでとうございます。
大晦日は『ゲームセンターCX』を延々見ながら、
HGUC ジェガンJ型を作っていたら年が明けました。
今は『ゲームセンターCX』のクレイジー・クライマーの回を見ています。

さて映画音楽物書きである以上、
何か2014年を総括するようなサントラネタを書こうと思ったのですが、
フツーに「2014年のサントラトップ10」とかやってもツマラナイので、
個人的に印象に残った作品を挙げていきたいなーと思います。

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