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 lilies_exotica_pamphlets

ツイッターでは既にご報告済みですが、
先日のクリエイティブアート・エミー賞で、
マイケル・ダナがTVミニシリーズ部門の最優秀音楽賞を受賞しました。
受賞作品は『World Without End』。
アカデミー賞の最優秀作曲賞に続いて、
エミー賞の音楽賞も受賞とは…いやもう実に素晴らしい。
そして、僕個人としても大変嬉しいです。

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マイケル・ダナのアカデミー賞受賞スピーチ動画

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マイケル・ダナがアカデミー賞の最優秀作曲賞を受賞した時の動画が、
YouTubeにアップされてました。しかもオフィシャルなやつ。

http://www.youtube.com/watch?v=5bN-aHoFPgA
(「リクエストによる埋め込み無効」らしいのでリンク先のURL)

授賞式からしばらくの間は、
公式サイトから動画を見ようと思っても、
「アンタの国からはこの動画を見られないよ」的なメッセージが出て閲覧出来なくて、
個人で勝手にYouTubeにアップした動画も削除されてたりしてたけど、
もうオフィシャルな動画も解禁になったらしい。

 

いやしかし、マイケルのオスカー受賞は、
今年の上半期で一番嬉しい出来事でしたね。
『スウィート ヒアアフター』(97)や『8mm』(99)の頃からずっと彼の音楽を聴いてきて、
「もっと評価されてしかるべき作曲家なのに…」と常々思い続けてきた身としては、
やっと時代がマイケルに追いついたなぁと感慨深いものがありました。

そして現在、
「レーベルでアカデミー賞作曲家の作品を発売している」という事にもなったわけで。
仙台の弱小レーベルでも、アカデミー賞作曲家とお仕事出来てしまうという奇跡。
サントラファンを続けていてよかったなーと思いました。

 

『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(12)も今月DVDリリースになりますし、
ついでに『処刑人』シリーズなんかもご覧になって、
その勢いでアルバム『ケルティック・ロマンス』を併せてお買い求め頂きたいなーと思います。

 

日本から(あるいは仙台から)マイケル・ダナを盛り上げていこうではありませんか。

 

 

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マイケル・ダナ名作選 / アトランティスのこころ (2001)

hearts_in_atlantis

『ケルティック・ロマンス』のアーティスト、マイケル・ダナ&ジェフ・ダナのフィルモグラフィーを振り返る不定期連載企画。ちょっとご無沙汰してました。

現在、スティーヴン・キングの新刊『ビッグ・ドライバー』を読んでいるところなので、今回はキング作品繋がりで『アトランティスのこころ』(01)をご紹介したいと思います。

この映画が公開された頃は、確か「『スタンド・バイ・ミー』(86)の二番煎じ」みたいな言い方をされて不当に評価が低かった記憶があります。確かに「少年時代の親友の死を知った主人公が、当時の事を回想する」という導入部は似てますが、だからと言ってその批評はあんまりではないかと。僕個人としては『スタンド・バイ・ミー』よりも好きな作品です。

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マイケル・ダナ、アカデミー賞最優秀作曲賞受賞!!!

life of pi

遂にこの日がやって参りました。

我らが『ケルティック・ロマンス』のマイケル・ダナが、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(12)の音楽で第85回アカデミー賞の最優秀作曲賞を受賞致しました。

きのうはツイッターで大喜びさせて頂きましたが、正直「まぁ喜びのツイートを発したところで、反応は皆無に等しいだろうなー」と思っておりました。でも、日頃お世話になっている人から、ツイッターでフォローさせて頂いている直接面識のない方に至るまで、いろんな人からマイケルさんの受賞祝いのツイートを頂いたり、メッセージをもらったりして、ワタクシ大変嬉しかったです。

たぶん、昨日はツイッターやってて一番楽しい日だったかもしれません。
ツイートやメッセージを下さった皆さま、ありがとうございました。

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朗読劇『ケルティック・ロマンス』に関するあれこれ/なぜ「朗読劇」になったのか?

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先日ブログでお知らせした通り、3/16(土)に坐カフェさんでアルバム『ケルティック・ロマンス』を使った朗読劇を上演する事になったわけですが、どういう流れでこのイベントを行うに至ったか、というような事を短期集中的にブログでざざーっと書いていこうと思います。イベントの概要とか趣旨のようなものも感じ取って頂けるかなーと思うので。

今回は「なぜ”朗読劇”になったんだ?」という話を長々と。

前回のブログで「ページの都合上、アルバム楽曲のモチーフになった小説『リーアディンとクーラザーの伝説』を載せられなかった」というような事を書きましたが、それならばどういう形でこの物語を紹介していこうかと考えました。

まー理想としては映像化(ドラマ・アニメ等)なのですが、そんな予算もコネもない。それじゃあ舞台劇化はどうかというと、何しろ9世紀のアイルランドのお話なので、セットや小道具や衣装を準備したら、これもまたお金がかかって仕方がない(映画『ドッグヴィル』(03)みたいな手法ならアリかも)。結果、「朗読」という形が一番いいだろうという結論に至ったわけです。これなら肝心の「音楽」にも耳を傾けてもらえるし。

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