ホール&オーツ日本公演 2/28のセットリスト

・・・と書いてみたものの、結論から先に申し上げますと、東京国際フォーラムの追加公演も武道館公演と全く同じセットリストでした。

前日に都内某所でチャーリーさん&エリオットさんと会って話した時にも、チャーリーさんが「明日もブドウカンと同じセットリストじゃないかなー」と言っていたので、予定通りの演奏だったというわけです。強いて武道館公演との違いを挙げるとするならば、28日の公演ではメンバー紹介があったという事でしょうか。

とはいえ、2公演とも同じセットリストでも全く退屈しませんでした。公演によって微妙に曲のアレンジ(特にアドリブパート)を変えていたので、演奏を聞く側も「おお、今回はこう来るのか」と新鮮な気持ちで楽しめました。東京国際フォーラムの公演でも、”I Can’t Go for That (No Can Do)”でのチャーリーさんとポール・ペスコ、オーツさんとのアドリブ対決がアツかった。あれは何度見ても飽きませんなー。チャーリーさんに聞いてみたのですが、あのアドリブ対決は特に展開を打ち合わせする事もなく、その場のノリで演奏しているのだそうです。”大体こんな感じで行こう”という基本的な流れはあるのでしょうけれど、それにしてもスゴい。ペスコさんの「歯ギター」も見られたし、イカすライブでした。

ちなみにチャーリーさんとエリオットさんですが、すごく気さくでいい人でした。3人で談笑中にオーツさんの奥様のエイミーさんがふらっとやって来たので軽くご挨拶させて頂いたのですが、彼女も「この人たち、すっごいナイスガイよ!」と言ってました。思わず納得。エイミーさんも朗らかで素敵な人でした。

今回の日本公演でチャーリーさんのサックス・ソロにシビれた方、そしてエリオットさんの堅実な鍵盤さばきに魅せられた方は、この機会に彼らのアルバム『ライク・ザ・ウェザー』と『6 & One』を是非ぜひよろしくお願い致します。

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ホール&オーツ日本公演 2/26のセットリスト

というわけで、ホール&オーツの武道館公演に行って参りました。
トラックリストは以下の通り(だったと思う)。

 1. Maneater
 2. Family Man
 3. Out of Touch
 4. Method of Modern Love
 5. Say It Isn’t So
 6. It’s A Laugh
 7. Las Vegas Turnaround
 8. She’s Gone
 9. Sara Smile
10. Do What You Want, Be What You Are
11. I Can’t Go For That (No Can Do)
12. Rich Girl
13. You Make My Dreams
14. Kiss on My List
15. Private Eyes

「アレ? あの曲はやらないの?」という曲もいくつかありますが、何しろヒット曲数え歌状態のライブなので、あれもこれもと入れてしまうと上演時間をオーバーしてしまうのでしょう、きっと。

それにしてもライブで見るチャーリーさんはカッコよかった。”I Can’t Go for That”のサックスのアドリブは神ですな。リードギターのポール・ペスコやオーツさんとの「リフコピー対決」がアツかったです。

赤いキーボードを操るエリオット・ルイスは堅実なアシスト・プレイを披露。”Sara Smile”の時のキーボード・ソロがなかなかクールでした。デジカメでミスター・ウドーへのギター献呈式(?)の様子とか、会場のお客さんの写真を撮ってました。さすがフォトグラファーの心得ありなお方。

28日の東京国際フォーラム公演はどんなセットリストになるのかなー。日本最終公演だし、何かスペシャルな1曲をやってほしいところです。

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ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島(音楽について)

narnia

『ナルニア』シリーズはこれまでハリー・グレッグソン=ウィリアムズが音楽を担当していましたが、監督がマイケル・アプテッドに交代した事により、音楽担当もアプテッドご贔屓のデヴィッド・アーノルドに代わりました。

アーノルドといえば、最近はすっかり「007映画の専属作曲家」という感じになりましたが、一連の007シリーズで聞かせている「オーケストラ+打ち込み」という作風とはうって変わって、今回の『アスラン王と魔法の島』では全編正統派のフルオケ・スコアを聞かせてくれています。アーノルドが活劇タッチの音楽を作曲するのは、三銃士をメイド・イン・香港チックなワイヤーアクションで撮った珍奇な映画『ヤングブラッド』(01)以来になると思われます。

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ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島(映画について)

先月末にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで試写を観てきたのですが、『ナルニア』を映画館で観るのは今回が初めてでした。

1作目も2作目もスターチャンネルで放送していたやつを観たのですが、上映時間が2時間以上で、その割には合戦シーンがあっさりしていてイマイチ盛り上がらないなーという印象でございました(まぁ、基本的に子供向けの映画ですから・・・)。

が、今回は上映時間が1時間52分とタイトにまとまっているうえに、映画終盤の大ウミヘビとのバトルシーンが結構迫力がありまして、シリーズ中一番よく出来てるのでは? と思いました。「『アバター』品質の3D映像!」かどうかは正直微妙ですが。

さて『ナルニア』シリーズといえば、ハリポタとか指輪物語に比べると「子役が地味」というイメージがあったわけですが、ペベンシー兄妹のうち、あっさり顔の長男ピーターといしのようこ似の長女スーザンは前作でナルニア卒業となったため、今回は次男のエドマンドと末っ子のルーシーが晴れて主人公となりました。エドマンド役のスキャンダー・ケインズがなかなかのハンサム君に成長してまして、美少年好きの女性映画ファンはとりあえずこの点だけでも本作を押さえておいて損はないかと。僕の友達(女性)は「エドマンドは絶対成長したらイケメンになる」と1作目の時から確信していたそうですが、彼女の読みは当たってました。

ダニエル・ラドクリフは、この先どんな役を演じてもずっとハリー・ポッターのイメージがついて回る気がするし、イライジャ・ウッドはあの「ぱっちりおめめ」が役の幅を狭めている印象があるのですが、スキャンダー君はいい意味で色がついていないので、他の映画でもソツなくいろんな役を演じる事が出来るんじゃないかなーと思う。

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ホール&オーツ来日公演がいよいよスタート!

ホール&オーツ6年振りのジャパン・ツアーが本日からスタートします。
既にご存じかと思いますが、日程は以下の通り。

2/21(月)グランキューブ大阪 (開場 18:15 /開演 19:00)
2/22(火)グランキューブ大阪 (開場 18:15 /開演 19:00)

2/24(木)Zepp Nagoya (開場 18:00 /開演 19:00)

2/26(土)日本武道館(開場 16:00 /開演 17:00)
2/28(月)東京国際フォーラム ホールA(開場 18:00 /開演 19:00)

武道館公演は開演時間が早いのでご注意下さい。詳しくは http://www.udo.co.jp/Artist/DarylHallJohnOates/index.htmlでご確認を。

ちなみにワタクシは東京の2公演を見に行くので、25日(金)から28日(月)までレーベル通販の発送業務はお休みさせて頂きます。この間にオーダー頂いた商品は28日以降に順次発送となりますので、何卒ご了承下さい。

というわけで、ダリルとジョンの勇姿はもちろんの事、今年は”Mr. Casual”ことチャーリー・デシャント(Sax, Keyboard)とエリオット・ルイス(Keyboard)の活躍にも是非ぜひご注目下さい。ホール&オーツの名曲”She’s Gone”のカヴァーを収録した、エリオット・ルイスのニューアルバム『6 & One』も好評発売中です。

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