RAW #867

2010年一発目の放送だったから、ゲスト・ホストにも力を入れてみたんだろうけど、
ホントにブレット・ハートの出演が実現するとは思わなかった。何か、HBKが終始
すごく居心地が悪そうだったように見えたんですが、気のせいでしょうか(笑)。
ハンターさんは相変わらずバックステージでニヤニヤしながらグッズの宣伝なんぞ
してましたが、この日のHBKはニコリともしなかったしなぁ。

それにしてもまぁ、ブレット、HBK、ヴィンスの「モントリーオール事件」のお互いの
言い分ってやつを長年見聞きして参りましたが、少なくともブレットとヴィンスに
関してはどっちもどっちというか、お互い様なんじゃないかと(HBKは2人のモメ事に
関わってワリを食った感じ)。

結局、この一件で3人とも孫の代まで(あるいはひ孫の代まで)語って聞かせられる
ようなセンセーショナルな「事件」を作ったわけだし、業界の伝説的人物にもなったし、
ブレットもこうしてWWEに顔を出して大歓声を浴びる事になったわけだし、うまい事
やりましたな。「物議がカネを呼ぶ」とはよく言ったもんです。

ゲスト・ホストのブレットに、「オレの試合でHBKをハメてやれよ」とそそのかした
ジェリコさんのチンケな悪党ぶりが妙におかしかった。

そして番組のラストをああいう風にシメたヴィンス。さすがです。