『レスラー』追記

先週末にWOWOWで放送していた『レスラー』を見たのですが、エンドクレジットで
アクセル・ローズに謝辞を捧げていた事に今ごろ気付きました。

The cast and crew of The Wrestler would like to give a very
special thanks to Axl Rose

・・・という表記をエンドクレジットの最後の方で確認。

ガンズの曲はランディ最後の試合の入場曲で”Sweet Child O’ Mine”
が使われていたわけですが、この謝辞から察するに、通常よりもお安い
使用料(恐らくタダ同然)で使わせてもらえたのではないかと。普通の
手続きを踏んで使ったら使用料高そうな曲だし。

それにしてもこの映画、ブルース・スプリングスティーンがミッキー・
ロークとの友情に免じてノーギャラで主題歌を提供したとか、監督の
ダーレン・アロノフスキーが、製作費をネタに「ニコラス・ケイジを使え」
と迫ったスタジオと闘ってロークの起用を守り抜いたとか、ロークが
そんな監督の熱意に応えて、文字通り全身全霊を懸けてランディ役
に望んだとか、男気溢れるエピソードが満載。ええ話やなー。

“Sweet Child O’ Mine”がサントラ未収録でも、こういう厳しい製作事情を
知ってしまったら、まぁ文句は言えないよなー。