『Enjoy The Ride+Master Plan』製作ノート(その1)

enjoy_the_ride

『ケルティック・ロマンス』の朗読劇イベントも無事終わったので、そろそろ3/27発売のエリオット・ルイスのニューアルバム『エンジョイ・ザ・ライド+マスタープラン』をブログでもPRしていかないといけない時期になって参りました。

既に何人かの人には買って聴いてもらっていたりしているのですが、そもそも何で今回2枚組になったのかという事など、いろいろお話したい事もありますので、何回かに分けてブログで書いていこうかなーと考えております。

まずは今回のジャケット写真について書かせて頂きたいと思います。

今回のエリオットさんのアルバムのタイトルは『Enjoy The Ride』という事で、ジャケットの方も”Ride”という言葉を意識して車をフィーチャーした写真になっています。多分これ(フォード・サンダーバード)はエリオットさんの愛車でしょう。

まぁそれは別にいいのですが、US盤のジャケットは表紙が「ギターと車のタイヤの写真」、裏面が「アーティスト写真」というデザインでして、これはどう考えても逆ではないのか?と違和感を覚えてしまいまして。

その結果、日本盤ではどうしたかというと…使う写真を逆にしました。エリオットさんの写真が表に来るようにして、ギターの写真は裏面に。やはりこの方がしっくり来ますね。ちゃんとエリオットさんにも「こっちの写真をオモテにしたいんですけど…」と相談したのですが、あっさり「いいよ」と言ってくれましたし。

自分のアー写じゃなくて、何でギターの写真をジャケ写に持ってくるのかなーと思ったのですが、これはいわゆる「俺の愛車を見てくれ」的な感覚と似たようなものなのでしょう。自分が愛用している楽器への思い入れの深さをゆえに、「俺の写真なんかより、可愛いコイツ(=ギター)を見てやってくれよ!」と親バカ的な気持ちになってしまうのかな、と思うのです。

そういえば、以前ある女性ミュージシャンも「ギターっていう楽器は何でこんなに愛おしいんだろう。きっと抱きかかえるようにして弾くから、他の楽器よりも愛着が湧くんだろうなぁ」というような事を言っていましたが、ギターという楽器はことほどさように弾き手の愛情を注がれる楽器なのだなぁ、と実感した次第です。

いやー、ギターって楽器は奥が深いですね。
自分は音楽の授業で和音がうまく弾けなくて挫折しましたが…。

そんなわけで、Disc 1の『エンジョイ・ザ・ライド』はギターをフィーチャーした骨太なブルース・ロックに仕上がっています。ジェフ・ベックやエリック・クラプトン、Charや高中正義が好きな人ならストライクな出来ではないかと。

Daryl Hall & John Oates 関連商品 好評発売中!

■Eliot Lewis / 6 & One
 AMAZON
 レーベルショップ
iTunes 6 & One - Eliot Lewis

■Charlie DeChant / Like the Weather
 AMAZON
 レーベルショップ
 iTunes Like the Weather - Charlie DeChant