The Blood of Cu Chulainn

アルバム『ケルティック・ロマンス』で一番有名な曲といえばこれでしょう。
映画『処刑人』(99)で使われた”The Blood of Cu Chulainn”。
ちなみに”Cu Chulainn”は「クー・フーリン」と読みます。

『女神転生』シリーズのファンには「妖精属のアクマ」としておなじみのキャラクター。
(自分もファミコン版『女神転生』で知ったクチ)
“ゲイボルグ”という槍を自在に操るアイルランドの英雄です。

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千葉繁 in タイタンの戦い

clash of the titans

『タイタンの逆襲』(12)の劇場公開に合わせて放送された日曜洋画劇場の『タイタンの戦い』(10)、吹替え声優陣の顔ぶれが豪華でなかなか面白かった。

敬称略で申し訳ありませんが、ペルセウス=浪川”リディ少尉”大輔、ゼウス=大塚”ガトー少佐”明夫、ハデス=大塚”ヤザン”芳忠と主要キャストにガンダム系声優が揃っていてまず嬉しくなる。

ドラコ隊長=山路和弘、ソロン=菅生”カーディアス・ビスト”隆之、イクサス=藤原啓治、ケフェウス王=内海賢二、ペルセウスの育ての親スピローズ=麦人など、脇役キャラにも第一線の声優さんを起用している豪華さに感動。グライアイの魔女役に三ツ矢雄二って、これ絶対狙ってキャスティングしてるでしょ?と思った。

そして声優界のリーサル・ウェポン・千葉繁がアブない預言者プロコピオン役で登場して大コーフン。映画の終盤、クラーケンの前にアンドロメダ様を吊して

「ハァデェスゥよ!(←独特な抑揚)王妃をあなたの生け贄に捧げます!ウヘ、ウヒ、ウヒャーッハッハァァーー!!」

・・・とハイテンションなシャウトをカマしてくれました。アジ演説した時のメガネ(『うる星やつら』)とか、『北斗の拳』の次回予告ナレーションのノリ。ちょうどこの時間帯に一部Twitterでも盛り上がってたなー。
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A CELTIC ROMANCE

去年の暮れからせっせと作っていたマイケル・ダナ&ジェフ・ダナのコンセプト・アルバム『A Celtic Romance(ケルティック・ロマンス)』が遂に完成しました。

マイケル&ジェフとはかれこれ6,7年ほどお付き合いがあるので、以前から「レーベル始めたら何か一緒にやれるといいねぇ」「そうですねぇ」などと言っていたのですが、まさか本当に実現するとは。

こちらのアルバム、1998年リリース作品の”再販”という形になるわけですが、リイシューに伴って内容に一部変更があります。

■ジャケットデザインの総リニューアル
■ブックレットに掲載されていた小説『The Legend of Liadain and Curithir』のPDF化
(ダウンロードしてパソコンやスマホ、iPadで読めます)
■『The Legend of Liadain and Curithir』のダイジェスト日本語訳つき
(差し込み解説書裏面に掲載)
■マイケル・ダナ&ジェフ・ダナのメッセージつき

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ブロークン 明日死ぬ男

演技派・個性派俳優として認知されているにもかかわらず、ここ数年は素行の悪さが災いしてロクな映画に出ていないトム・サイズモアの主演作。原題は『A Broken Life』(08)。

邦題とDVDパッケージからしてB級・C級映画の危険な臭いがプンプン漂っていたのですが、サイズモアは割と好きな俳優だし、パッケージ裏のあらすじを読んだらちょっと興味が湧いてきたので借りてみました。

サイズモアが演じるのは、世の中に嫌気が差して 明日自殺しようと決意した男・マックス。友人で映画監督志望の青年バド(『インモータルズ 神々の戦い』(11)でアポロを演じていたコーリー・セヴィア)を呼んで、「俺が自殺するまでの1日の行動をビデオに撮影しろ」と命令し、自分の惨めな人生に復讐すべく、自己破壊的・自己破滅的な行動に走るのだが・・・というお話。
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Mychael Danna & Jeff Dannaの日本語サイトを作ってみた

dannabros

現在、『ケルティック・ロマンス』の5/15リリースに向けての準備の真っ最中(製品はもう出来上がってます)なのですが、先日アルバムの特設サイトを作ってみました。

https://www.marigold-mu.net/dannabros/

当初は「アルバムの特設サイト」というつもりで構成を考えていたのですが、何しろ彼らとは長いお付き合いなので、「もっとダナ兄弟の仕事を紹介したいなぁー」と思うあまり、マイケル・ダナ&ジェフ・ダナの公式日本語サイトみたいな作りになってしまいました。

マイケル・ダナとジェフ・ダナのフィルモグラフィーもまとめてあるので、結構便利なサイトになっていると思います。

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