リベンジ・アクションの皮を被った社会派映画?ニコラス・ケイジの『トカレフ』

tokarev02

6月に東京へ行った時、
映画を1本観てから仙台に帰れそうだったので、
B級街道まっしぐらのニコラス・ケイジ主演作『トカレフ』(14)を観てきました。

愛する娘をトカレフの銃弾で殺された父親(ニコラス・ケイジ)が、
真犯人に復讐するべく暴れ回るリベンジ・アクション…なんだけども、
何だか全編ミョーなノリで、
「衝撃のラスト」と銘打たれているあの結末も、
呆気にとられるというか何というか…。
正直あのラストのオチは読めませんでした。

観終わってみればこの映画、
痛快リベンジ・アクションというよりも、
「ニコラス・ケイジの場当たり的な復讐のせいでムダに死人が出る」という、
「身から出たサビ・因果応報リベンジ・アクション」だったんだなぁと思った次第。

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