『イースターラビットのキャンディ工場』の音楽

HOP_JP

前回この映画について、「子供に付き合って映画を見に来たオトナを退屈させない作り」と書きましたが、それは日本語吹替えに限った話ではなくて、もともとの映画自体がそういう作りになってます。

主人公のイービーの声が、アクの強いR指定のコメディアンのラッセル・ブランドだし、80年代の人気スター、デヴィッド・ハッセルホフが本人役で特別出演しているし、プレイボーイ・マンションのシーンでインターフォン越しに喋っているのはヒュー・ヘフナー本人だし、ゲームソフト会社のシーンではブラインド・ボーイズ・オブ・アラバマ(本人)とイービーのジャム・セッションまで聞けてしまう。劇中、こんな感じで大人向けの小ネタがところどころに挿入してあります。

あとは劇中の挿入歌。イービーがハリウッドを放浪するシーンでポイズンの”Every Rose Has Its Thorn”が流れたり、フレッド(ジェームズ・マースデン)とイービーが末っ子の学芸会(?)でバウ・ワウ・ワウの”I Want Candy”を歌ったり(エンドクレジットではコーディ・シンプソンのカヴァー版が使われてます)、妙に懐かしい選曲。これは明らかに「いま現在小さいお子さんのいるお父さん・お母さん」対象の選曲でしょう。

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『ウォール・ストリート』の音楽で前作『ウォール街』から変わったところ、そして引き継がれたところ。

先日『ウォール・ストリート』(10)を観てきました。

クレジットを観た限りではオリバー・ストーンは脚本に携わっていないものの、映画本編はまぎれもなく『ウォール街』(87)の正当なる続編でした。矢継ぎ早のセリフ、スプリット・スクリーンの活用、トレーディング・シーンのせわしない編集、摩天楼の空撮、オリヴァー・ストーンのカメオ出演、ゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)の昔と変わらぬ傲慢な態度など、1作目をきちんと踏襲した作りになってます。

ただ、中盤~後半の展開については「あの”欲は善”と言い放った冷血漢のゴードンもずいぶん変わったな」と思ってしまいました。歳を取るとゴードンですら娘や孫が愛おしくなるものらしい。1作目ではそんな一面は微塵も感じさせませんでしたが。

映画を見ていて気になったので調べてみたのですが、イーライ・ウォーラックは今年で御年96歳なのですね。元気なおじいちゃんだ…。この映画でもいい味を出していました。

とはいえ、自分がこの映画で一番楽しみにしていたのは、物語云々よりも音楽の使い方でした。

WALL STREET -Money Never Sleeps- Original Motion Picture Soundtrack (amazon)

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『アメリカン・サイコ』のサントラ盤を補完してみる

本日のサントラ補完ネタは、カルト映画にしてクリスチャン・ベールの出世作と名高い『アメリカン・サイコ』(00)。当方も公開当時映画館で見てかなり衝撃を受けたクチですが、その後原作本を読んだら独特すぎる文体と構成にショックを受けた次第。あの内容をよく映画化出来たなと思いました。

当然のようにサントラ盤も購入したわけですが、これがかなりガッカリな内容だったのです。なぜかというと、映画本編で使われた曲がほとんど入ってなかったから。

こうなったら自分で曲を補完するしかないだろう、ということでやってみました。
まずサントラ盤の収録曲は以下の通り。

1. You Spin Me Round (Like A Record) – Dope
2. Monologue 1 – John Cale
3. Something in The Air (American Psycho Remix) – David Bowie
4. Watching Me Fall (Underdog Remix) – The Cure
5. True Faith – New Order
6. Monologue 2 – John Cale
7. Trouble – Daniel Ash
8. Paid in Full (Coldcut Remix) – Eric B. & Rakim
9. Who Feelin’ It (Philip’s Psycho Remix) – Tom Tom Club
10. Monologue 3 – M.J. Mynarski
11. What’s on Your Mind (Pure Energy Remix) – Information Society
12. Pump Up The Volume – M/A/R/R/S
13. Paid in Full (Remix) – The Racket

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TRON: Legacy

待ちに待った『トロン:レガシー』(10)を観てきました。

先にサントラを聴いて、その素晴らしい音楽に衝撃を受け、これは映画本編もハイクオリティに違いない!・・・と思って本編を鑑賞したのですが、期待しすぎたせいか、個人的には「うーん、こんなもんなのかなー」という感じの内容でございました。

いや、ダークで無機質なグリッド世界のヴィジュアルとか世界観はよく出来ていると思うのです。父と子の絆とか、放蕩息子の人間的な成長のドラマもグッと来るし。

問題なのは「3D」という見せ方。これだったら2Dで公開した方がよかったんじゃないかと思う。基本的にグリッド世界は背景が真っ黒なので、3Dにしてもあまり奥行き感が感じれらないし、ただでさえダークな映像なのに、3Dメガネで映像が2割増しで暗くなるという困った事態に。全編、暗闇にブルーや黄色や赤の光がネオンのようにぼうっと光り輝く映像が続くので、時折心地よい眠りの世界に誘われる事も・・・。この映画を観る時は、前日にきちんと睡眠を取っておく事をお勧めします。心地よい感じの暗さがマジで眠気を誘いますので。

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