喫茶ビジュゥにて映画『グランド・ブダペスト・ホテル』の「あのお菓子」を頂くの巻

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『ファンタスティック Mr.FOX』(09)を観てリンゴ酒が飲みたくなるのと同じように、
(筆者のようなノンアル派はアップルタイザーでも可)
『グランド・ブダペスト・ホテル』(13)を観て食べたくなるのがあのお菓子。
そう、シアーシャ・ローナン扮するアガサがせっせと作っていたあれでございます。

…というわけで、フォーラム仙台すぐ隣のオサレなカフェ、
喫茶ビジュゥさんで映画タイアップ企画の期間限定スイーツ、
「メンドルのコーティザン・オウ・ショコラ」を頂いて参りました。

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『オールド・ボーイ』の主人公の如く、「シーロン」のバナナ餃子を食べてきたの巻

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韓国版でもハリウッド版でも構いませんが、
『オールド・ボーイ』に登場する印象的なメシといえば餃子。

主人公ジョー(ジョシュ・ブローリン)が監禁中に毎日毎日食わされていた、
中華料理屋のデリバリーの餃子。
20年間食べ続けた餃子の味は忘れられるわけもなく、
ある日突然監禁部屋から解放されたジョーは、
チャイナタウンの餃子を片っ端から食べ歩いて、
己の味覚を頼りに自分が監禁されていた場所を特定していくという、
地道かつ(胃袋に)ハードな食べ歩きを敢行するのでした。

「味わって食べる」という感じではない表情。
「味わって食べる」という感じではない表情。

で、『オールド・ボーイ』日本公式ツイッターの中の人が、
「東京都内の餃子を片っ端から食べ歩く」という、
映画の宣伝になっているのかいないのかよく分からない、
しかし男気あふれる体当たり連載企画をやってまして。
サントラ盤の仕事で『オールド・ボーイ』に携わった身としては、
自分もこの企画に乗ってみるのも一興ではないかということで、
仙台パルコに隣接するヌーベルシノワな中華料理店、
「口福吉祥 シーロン」の名物バナナ餃子を食して参りました。

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ロケ・バニョスの音楽、★5つでございます!! 『オールド・ボーイ』の絶品スコア

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何だかコーフン気味のタイトルになってしまいましたが、
本当にハリウッド版『オールド・ボーイ』(13)の音楽は素晴らしい出来です。
ライナーノーツの仕事で何度も何度も音源を聴き込んだ結果、
ウォークマンの★評価が4日か5日くらいであっという間に★5になったほど。
何度聴いても飽きない、
そして聴く度に新しい発見のある奥の深ーーーいスコアです。

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高橋幸宏 Especial Live HEART OF HURT 2014に行ってきたよの巻

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今回の東京公演のライブ会場、
キリスト品川教会 グローリア・チャペル

運良くチケットの抽選に当たったので、
幸宏さんのスペシャルなライブ「Heart of Hurt 2014」に行ってきました。

“Heart of Hurt”といえば、
1993年リリースの激シブ・アコースティック・セルフカヴァー・アルバムと同タイトル。
「それじゃあ今回は佐橋佳幸氏と堀江博久氏の3人でアコースティックなライブを演るのかな?」
…と思ってしまうわけですが、いろいろと予想外の展開が待っていて、
うーん、なかなか楽しいライブだったなぁ、と仙台に戻ってからひとりニンマリとしてしまうのでした。

幸宏さんはツイッターで「ゆるーい感じでやります」と念を押していたし、
堀江さんは冊子に「なんだかいつもと違う感じ」
「何が起きるのか楽しみで仕方がない」とコメントを寄稿していたのですが、
実際そんな感じのライブになってましたね…。

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ハリウッド版『オールド・ボーイ』はココが違う! 見どころ(のようなもの)紹介の巻

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『ニード・フォー・スピード』(14)の試写の前日、
都内某所で『オールド・ボーイ』(13)の試写を観てきました。
どちらもサントラ盤のお仕事での試写です。

アメリカでこの映画が公開になった時の評価があまり芳しくなくて、
「ひょっとしてダメなリメイクなのか…?」と若干不安だったのですが、
ネットで見聞きした評判よりもよく出来てるじゃありませんか。
米韓の文化の違いや倫理観の違いを、
いい感じにアレンジしているのではないかと思いますよ。
ワタクシ思わず本編に引き込まれてしまいました。

というわけで、ハリウッド版の見どころをご紹介したいのですが、
この作品、韓国版を未見の方は予備知識ゼロで観た方が楽しめるんですよね…。
まぁ極力ネタバレしない程度にあれこれ書いてみようかなと思います。

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