La-La Land Recordsの12月の目玉商品、
『ビバリーヒルズ・コップ』(84)と『ビバリーヒルズ・コップ２』(87)の完全版サントラ（ハロルド・フォルターメイヤーのスコア＋ボーカルコンピ盤の歌モノを収録）、
そして『フレンチ・コネクション』シリーズの２枚組完全盤、
その名も『フレンチ・コネクション・コレクション』を買いました。
当初はタワレコで予約して買おうかなと考えていたのですが、
La-La Landの直販で『ビバリーヒルズ・コップ』の１と２のサントラをまとめ買いすると５ドル割引になるということだったので、
「それなら送料込みでも若干合計金額が安くなるのでは？」と思いまして、
今回はレーベル直販で買わせて頂きました。
■タワーレコードの商品紹介ページ
Beverly Hills Cop (Limited Edition)
いやーしかしアレですね、
ハロルド・フォルターメイヤーの『ビバリーヒルズ・コップ』のスコアがフルで思う存分聴けるというのは実に嬉しい。
こうしてスコアをフルで聴けるようになるまで32年かかったとは…。
長い、長すぎますよ！
でも生きててよかった…。
「AXEL F」のバリエーションが次から次へと流れてくるたびに、
嬉しさのあまり思わずニンマリとしてしまいます。
■タワーレコードの商品紹介ページ
Beverly Hills Cop II (Limited Edition)
『ビバリーヒルズ・コップ２』はエディ・マーフィーが脚本（原案）に一枚噛んでいるので、
「セクシーでカッコよくてトークも面白いオレって最高でしょ？」的なノリがちょっと鼻について、
正直１作目ほど映画に思い入れはないのですが、
まあ「いつまでも あると思うな 限定盤」ということで思い切って買っちゃいました。
あ、もちろんフォルターメイヤーの音楽は２作目も最高ですよ。
※1/9追記：ランブリング・レコーズさんが限定盤の国内流通を担当して下さったようです。
■タワーレコードの商品紹介ページ
The French Connection Collection
で、お次はガラッと硬派になって『フレンチ・コネクション』の２枚組デラックス盤。
ディスク１には『フレンチ・コネクション』(71)と『フレンチ・コネクション２』(75)、
ディスク２には映画のスコアの別バージョンや追加音楽と、
TVシリーズ版の『Popeye Doyle』(86)のスコアを収録しています。
TVシリーズ版の音楽は『ターミネーター』(84)のブラッド・フィーデルが手掛けていたんですねぇ。
ワタクシ、今年の７月にランブリング・レコーズさんから発売になった『20世紀フォックス映画 75周年記念盤』のライナーノーツを担当させて頂きましたが、
あのアルバムのディスク２に『フレンチ・コネクション』の曲が１曲（メドレーなので内容的には２曲）収録されていました。
で、その曲がイカすジャズ・スコアだったので、
「あー、こんなことならFilm Score Monthlyから出た限定盤（既に廃盤）を買っておけばよかったなー」と思っていたのですが、
今回絶妙なタイミングでLa-La Landさんが新たな装丁でリイシューしてくれました。
“変拍子の鬼”ドン・エリスのキレ味鋭いサウンドがたまりませぬ。
TVシリーズ版の音楽はまだ聴いていませんが、
どうやら70年代に創造されたドイルのキャラクターは、
“Greed-is-Good”な80年代には受け入れられなかったようで、
ドラマは割とコケたっぽいようなことがライナーノーツに書いてありました。
（ドイル刑事役は『ボーン・コレクター』(99)などのエド・オニール）
※1/9追記：「フレンチ・コネクション」限定盤もランブリングさんで国内流通を担当されている模様。
現在、仕事場では『ビバリーヒルズ・コップ』のサントラがヘビーローテーション中です。
80年代に青春時代を過ごしたサントラファンはマストバイなアイテムではないかと。
この調子で『トップガン』(86)のスコア盤とか、
フォルターメイヤーの兄貴分ジョルジオ・モロダーの『スカーフェイス』(83)のスコア完全盤とかもリリースして頂きたいものです。
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